甲羅に似せて -194ページ目

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

ひぐらし亭オープンに向けて、準備は着々と進んでいますが、喜代美ちゃんは何か手伝おうとしても、みんな気遣って用を頼んでくれません。


そこに1人の青年が親しげに喜代美ちゃんに話しかけてきます。すぐには気づかない彼女に、「草原の息子です。」と名乗る草太くん。「瀬をはやみ~。」と草原さんの口調を真似ていたのが、もう20才になったんですね。大学で日本文学を学ぶかたわらに落語の裏方を手伝っていて、今日は照明のバイトで来ていたのでした。

ほんとにそのまま大きくなったように、雰囲気が似ていてびっくりです。草原さん譲りの噛み癖もありましたね。

子どもの成長する様子を見ると、歳月の過ぎる早さを感じます。


みんなが気を使うから、見えないところで休んでいるように言われて、喜代美ちゃんは寝床でお弁当作りを手伝っています。「ほんとにきれいで凝ったお弁当ですね。私の学生時代のお弁当は、茶色いおかずばかりで、汁もれしたりひどかった。」と言う喜代美ちゃん。

「これは今日だけのものだから、どうにでもできるけど、毎日作るお弁当は子どもの体のことを考えて決まった時間でつくらなくてはいけないから、毎日作るだけでもすごいことだ。」と言います。


喜代美ちゃんがお弁当を師匠たちに届けに行くと、そこには糸子さんが天然振りを発揮しておしゃべりに花を咲かせています。喜んでお弁当を食べようとする師匠たちですが、尊徳師匠のお箸が入っていません。

こんなご馳走を前にして、お箸がないなんてと怒る師匠。「ごめんなさい、すぐ持ってきます。」と喜代美ちゃん。

そこで糸子さんは、「うちの主人は若狭塗り箸の職人ですが、主人が言うには、どんなご馳走もお箸がないと食べられない。お箸は食卓になくてはならぬ、名脇役なんだとか。」


なるほど。お箸のありがたみなんて、普段なかなか思い至りませんが、お弁当を持っていってお箸を入れ忘れたときに、困った事があります。確かに尊徳師匠のような気分になりました。


草太くんにもお弁当を持っていくと、最初だけでも照明をやってみないかと、喜代美ちゃんに声をかけてくれます。草原さんから、初日に出られなくて残念がっている事を聞いていて気遣ってくれたんですね。


そして初日、徒然亭の5人が横一列に並んで、順番に口上を話すのを、喜代美ちゃんは照明を操作して照らします。ひぐらし亭のひぐらしの意味にはいろいろなものをこめたと、それぞれが話します。

草々さんは「その日暮らし」という意味で、今は未熟でその日暮らしでもお客さんにそだてて頂けるようにという思い。

小草若さんは「蝉の蜩」に例えて、その一生をほとんど土の中で過ごす蝉のように、「底抜け」に長い修行であること。(底抜け排卵と草々さんに突っ込まれていました。)

四草さんは「一日中」という意味で、 ここで一日中飽きずに落語をやる噺家と、飽きずに聴きに来るお客様。どっちも頭の悪い連中がよってたかって一日中笑っていけたらということ。(頭悪い言うな!と小草若さんに突っ込まれていました。)

小草々さんは、若さ塗り箸をシンボルとしていることについて、幾重にも模様や漆を塗り重ねる若狭塗り箸のように、稽古や高座、公演を積み重ね、精進して行きたいということ。

草原さんは、「毎日皆さんに笑っていただき笑い声を聞かせていただくのが、上方落語の力になっていきます。どうかぎょうさん笑うて頂きますように。」と締めくくりました。


聴いている喜代美ちゃんの頭の中で、かつての順ちゃんの言葉が蘇ります。「ステージの真ん中ででスポットライトを浴びているだけが主役じゃない。人にライトを当てるのも素敵な仕事やな。」


何かの想いが喜代美ちゃんの心を満たしているようです。お腹に手を当てながら、何かを考えているようでした。


ついに念願の常打ち小屋がオープンしましたね。初日の口上に、徒然亭の人たちの想いの全てが籠められていて、何度も噛みしめるように聴き入ってしまいました。

最初は不可能と思い込んでいたことがこんな風に実現するなんて、夢は本気で願えば実現するものなんだなあと、自分のことのようにうれしいです。


そのうれしさから、ちょっと離れたところで、喜代美ちゃんはいろいろな事を思い返しながら、これからの事を考えているようです。同じ落語家同士でありながら、彼女1人が女性であることで、他の兄弟子達とは分け合えない悩みや不安をを抱えて、ひとりでこれから行く道を考えていかなければならなくて、その立ち位置が見ていて切ない気持ちです。


順ちゃんの大予言、新しい道はこの日から始まっているのでしょうか。

モンハンがついに発売になりましたね。渋谷のTSUTAYAに行けば、井上さんに会えるのか~と心が揺れ動いたけれど、職場放棄するわけにも行かず、断念。


井上さんが、ほつれる糸に苦しむ川島さんに、翌日のイベントのことを話すと自分は聞いていないという川島さんへマネージャーさんから、言い忘れていたという電話。

これにきりたんぽに行くか行かないかのやり取りが加わって、なんだか2人で漫才やってるみたいな面白さでした。


結局行ったのかな?その後、朝まで井上さんはまた合宿してたみたいだけど。


ネゴさんの記事でTSUTAYAの様子は垣間見られたけれど、井上さんの写真、微妙に切れている・・・。お願いしますよ~。

はらせんさんとネゴさんの、それぞれメイド服の女の子とスリーショットは、なんだか似合いすぎててコワイ(笑)。


それにしても、井上カップ、主催者が日程を忘れてしまって流れたなんて、あのかつての小沢さんの意気込みは、どこへ行ってしまったんでしょうか~。結局、みなさん仕事が忙しくて思うに任せないってことなんですね。

井上さんの記事にあった小沢さんの口調が、耳元で聞こえるような気がしました。


そんな中で、生徒達を心配する先生のような目線で、モンハンがこれから発売されると、モンハンに夢中になって課題のゲームをやらなくなるのを心配している井上さんが、不思議に大人びて見えておかしかったです。


ほんとに、仕事と同じ真剣さでゲームもやっているんですね。


井上さんの口から、早くモンハン関連のニュースが聴きたい気がします。

今朝のめざましテレビでは、井上さんと中山きんにくんバージョンが流れてましたね。


今日はお昼から夜まで忙しくて、ここを乗り切れば明日はゆっくりできるかなという感じです。

ブログ書きたくても、時間がかかるのでせわしないと書けないのが悩みです。でも、満足できるほど書くと、今度は家族の冷たい視線を感じます。

喜代美ちゃんは、子どもが出来た事を喜びながらも、子どもを抱えて今までのように落語が出来るのかを無意識のうちに心配していて、子どもに振り回される自分の姿を、あれこれ妄想します。


ひぐらし亭で喜代美ちゃんが落語をかけていた舞台に、突然娘が現れて、お腹が空いたと泣き始めます。昨日のおかずがなべにあるから食べてなさいと言うと、娘は茶色いおかずは嫌だと駄々をこねます。そこへやくざ風のヒゲ面草々さんが現れて、ぞんざいな口調で、夕飯の支度をせずに高座に上がった喜代美ちゃんを責めます。

両手で顔を覆ってワーッと叫ぶと、喜代美ちゃんの目の前には徒然亭の兄さん達が。「妄想はいい加減にせい。」と草々さんに言われ、初日の口上の打ち合わせを続けます。


私もよく空想に耽る方ですが、ここまで人前で空想の世界には、なかなか飛べません。かなり変人なのに、周りがいつものことと、気にかけないところがすごいですね。

その強い妄想力が、彼女の創作落語の原動力なのかもしれません。


でも、四草さんに、初日に何をかけるのか聞かれて、この頃創作落語に違和感があると言い、古典の「愛宕山」をやろうと思うと言って、みんなを驚かせます。あの落語のテープは、彼女の落語の原点ですね。彼女の違和感は、どこに向かって、何に繋がっていくのでしょうか。


小浜の魚屋食堂では、秀臣さんと静香さんがそろって来ていて、後から小梅さんが現れて同席します。

そこへ順ちゃんのお母さんが現れて、「B子ちゃん、おめでたなんだって?」と小梅さんにうれしそうに話しかけます。・・・うわさ好きは相変わらずですね。順ちゃんはそれを聞いて、心配そうな表情です。


つわりで思うに任せない身体に苛立ちながら、落語の稽古をしていると、小次郎さんが現れます。何かお祝いをと言いつつ、話の流れで、「どうせわいは宝くじの一発屋や。」とふてくされて寝転がる小次郎さんを見て、また喜代美ちゃんの妄想が炸裂します。

「どうせあたしは青木家の貧乏神ですよ~。」と、空想上の娘は小次郎さんのように寝転がり、サングラスを下にずらしてあっかんべーをします。


ワーッと驚いて、「今忙しいから。」と、小次郎さんを追い出すと、今度は糸子さんが来て、栄養つけなれと、お蕎麦を持ってきて、自分もつわりがひどかったけど、大丈夫かと心配します。


喜代美ちゃんが草々さんに稽古をつけてもらっていると、糸子さんがちょっといいかと入ってきて、しばらく娘を休ませてほしいと頼みます。喜代美ちゃんがお蕎麦を食べても戻してしまったのに気づいて、具合の悪いのを、草々さんと自分に隠すなと言います。

ひぐらし亭は自分達や師匠の悲願で、オープンの日に何もしないことは考えられないと、喜代美ちゃんは声を荒げて訴えますが、草々さんはお前とお腹の子が一番大事だから、おかあちゃんの言うとおりにせよと諭します。


喜代美ちゃんがしょんぼりしていると、順ちゃんが現れて、「おめでとう。」と声をかけます。「順ちゃ~ん!」と子どものような声で喜代美ちゃんは順ちゃんに抱きつきます。


高校の文化祭の事を思い出しながら、「やっぱり私はいざというときに役に立たない、不器用で間の悪い人間なんだ。」と、喜代美ちゃんが愚痴を言うと、「ほんまにトラウマになっとるんやな。」と言いながら、やけに確信に満ちた声で順ちゃんはこう続けます。


「大丈夫。だてに13年修行を積んでないのだから、似たような経験しても同じ結果はならないはず。きっと何か新しいものが見えてくる。」

順ちゃんの大予言が炸裂するも、まだ喜代美ちゃんはその意味を理解していなかったというナレーションで、最後締めくくられましたが、私にも、何の予言か、さっぱりわかりません。


舞台に出てみろということなのか、違う所で何か起こるということなのか・・・。


喜代美ちゃんの今の苦しみは、仕事を持つお母さんには避けて通れないものです。子どもを産んで子育てに専念したいのか、自己実現との両立を目指すのか、一度腹をくくって、自分の人生設計を考え直さないと、これからの人生、彼女の妄想のように中途半端なことになってしまいます。

妊娠と自分のこれから目指す落語について考えながら、悲願だったひぐらし亭のオープンを迎える事になるとは、喜代美ちゃんはここに来ても、波乱万丈な人生を生きてますね。。


ぎょうさんわろうて生きていける道が、なんとか見つかるといいのですが。