R-1、最後にびっくりしました。こんなことってあるんですね。中山功太さんが、優勝したことに気づいてなくて、途中から自分だとわかった時の混乱した喜び方が、すごく面白くかったです。東京ってコワいとこなんですね(笑)。今頃大阪に帰って、涙を流して実感しているんでしょうか。
あんな喜ぶさまを見ていたら、みんなに優勝させてあげたい気分になりますが、やっぱり点数のつけられないものに審査をするとなると、あとからいろいろ割り切れない気分が出てきます。
最初の基準点、高過ぎましたね。十人中、九人まで平均点90超えてましたもの。堺さん、迷走しすぎ。最早どういうこだわりだったのか、点数から読み取れない。清水ミチコさん、満点出すか?と思ったけど、こちらは好みがはっきり伝わりました。三枝さんと江川さんは、小道具や歌より話術で聴かせるものに点数が高くて、その辺も点数の分かれ目になっていました。
バカリズムの、シンプルだけどおかしいあの感じ、私好きです。テレビゲームなんかが3Dとか高度になってきて、だけど一番最初のシンプルな奴がやっぱり面白いみたいな。せかされなくてスッとこちらに入ってくるような、それでいて印象的な感じ。
河本さんの奥さんからもらった車に乗ってるんですね。…そう聞くと、セレナあげたかったな。
関根さんが、「栃木を投げた人、サウスポーだったでしょ。左のが天才的に見えるんだよね。」っていう感想、おかしかった~(笑)。この人は許容範囲、広そうですね。いろんなものを素直に受け入れそう。
COWCOWよしさんの方は、手が込んでいてすごかった。生で観ていたら、「フフフ、ゴルゴ」というのが、エコー入りでしばらく頭で鳴っていそうです。時折、いいタイミングで客席に向かって笑いかけるところとか、最後のずっとつながっていく紙芝居とか、何度も観たいような気がします。相当気合いを入れて作り込んだんでしょうね。見ごたえがありました。
鬼頭さん、私は個人的に好きでした。いろんな本を独特のざっくりしたくくりで、短い時間で紹介したのは、新しいなあと。その本に対する一番短い印象が、なるほどという感じでした。俳優さんなんですね。他のネタも観てみたいなあ。
鳥居さんは、結構好きなんですが、人嫌いな心を閉じてる感じが好きなので、今回のはちょっと人格が違うなあと、違和感がありました。芸風変えたんでしょうか。フリートークのセンスがありますよね。わざとなのかなというのを突き抜けると、どんなキャラになって行くのか、興味深くはあります。
あべこうじさんが出てきたときは、なんだかホッとしました。しゃべりで聞かせる正統派という感じで。ちょっと古いような感じもしましたが。三枝さんと江川さんに好評価だったのが、そうだろうなあと。これから、落ち込んだ時、「ずぶぬれの犬」をふと、思いだしそう(笑)。
エハラさん、歌もギターもうまくて、この人のライブとかあったら観たいかも、と思いました。童謡の歌詞と曲のアレンジ、いいセンス。次のサイクロンZは、この人の後で得したんじゃないでしょうか。こちらは、笑いというよりパフォーマンスでしたが。
これはとっても勝手な感想ですが、エハラさんがどんどん勝ちぬいて、後ろのスクリーンに何度も映るのを見ていて、審査員の人たちは、この人が優勝してもいいものかと、だんだん気持が変わって行ったんではないかと、勝手に想像したりします。
中山功太さんが出た時、やっぱりこっちだ、という心理が働いたような気がします。それくらい、審査員がそろって高得点だったので、そんな感じを受けました。中山さんの笑いは、満場一致というより好みが分かれる笑いだと思うんです。
優勝したときに、「絶対優勝しようと思って、座禅やホットヨガをした」と中山さんは言っていましたが、あ、確かに、そんな世界と通じる感じの笑いだなと感じました。理解されにくい感じの面白さを、こんな風に評価してもらってよかったですね。
R-1前には、今年は目玉になる人がいないとか耳にしましたが、なんでそう思った?と疑問を感じるくらいの面白さでした。あの高得点の嵐も、面白さを感じたが故の結果だったのでしょう。
的外れな感想かもしれませんが、人の感想を見て影響されないうちに、自分の印象を書いておきます。