ちりとてちん 1/15 | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

そうそう、こんな感じ・・・。小浜に戻ってからの喜代美ちゃんは、本来の喜代美ちゃんらしさを取り戻してますね。地図を広げてしゃべっている草々さんの表情も優しくて、落語が間に入らないとこんな風なんだなあと、優しい空気に包まれている2人を見てうれしくなりました。


 私はもともとおっとりした性格なんですが、OLになって、仕事に追われていたら、すごく性格がきつくなって、こんな性格だったっけと自分にびっくりしたことがあります。環境に順応しただけで、仕事をやめたらまたおっとりに戻ったのですが、喜代美ちゃんも、仕事に順応しようと一生懸命になるあまり、性格が変わってたんじゃないでしょうか。


 「若狭のことをもっと知りたくてここへ来た。」という草々さんの言葉に感動したものの、「俺の思う女じゃなかったら別れる。」というきびしい言葉にびっくりしました。愛は試すものじゃないって、他のドラマで聞いた気がするけど・・・。草々さんはどこまでも求道的なんですね。なりふりかまわず草々さんに取り付く喜代美ちゃん、いじらしくてかわいいなあ。草々さんが何か言うたびに過剰反応して、顔色をうかがってるし。


 塗り箸の仕事場で喜代美父に仕事を教わる草々さん。塗り箸づくりは落語と同じで毎日一生懸命生きて重ねたものが落語に出るという草々さんの話に、「ほんとはこわいんだ。」と、素直に箸作りのこれからへの不安を口にする喜代美父。

 正平君は後を継がないみたいだし、こんな風になついてくれた草々さんに、箸作りを教えることができて、お父さんよかったですね。職人さんの仕事は孤独な作業だし、自分の腕に自信がもてるからこそ、やっていけるのに、そこにも不安を抱えながら、続けているお父さんの苦しさに思いを馳せてしまいます。先代の気持ちを今になってかみしめているのでしょうか。


 一方、順ちゃんと友春さんはもうおつきあいしている風ですね。順ちゃんは相変わらず、何かを思いつめているようです。

 草々さんと喜代美ちゃんが小浜めぐりに行こうとしている時、急に訪ねてきて、なにやら相談したそうです。さすが親友の喜代美ちゃんは、なにか感じる所があって、急に外出を取りやめ、順ちゃんの後を追います。


 ほんとは順ちゃんどころじゃなくて、草々さんとの関係をゆっくり修復したかった所ですが、追ってくれてよかった。喜代美ちゃんらしいなと思ったところでした。ただ、ちゃんとわけを話さないと、また草々さんが居所のない気持ちになってしまいそうで、そちらもちょっと心配ではあります。


 明日は順ちゃんの事情があきらかになるのでしょうか。こんなにひっぱられると、どんな事情か早く知りたいです。