ちりとてちん 1/16 | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

  「このアホぼんが!」と、思わずつぶやいてしまった今回。まさか、あのしっかり者の順ちゃんが妊娠していたとは。それは後先のことをいろいろ考えて落ち込むのも無理はありません。


 この頃、できちゃった結婚ばやりで、早く孫の顔が見たい親にとってはいいかもしれないけれど、やっぱり順番が違うんじゃないかと、釈然としない私は古風な女なのでしょうか。今の女性は、結婚して夫に尽くすという以外に、いろんな人生設計や自己実現への夢を持っている気がするので、後先考えず女性を妊娠させる男性側の思いやりのなさを感じてしまいます。夫婦としての関係を築く間もなく、親としての心構えもないままに親になってしまうのですから、いろんなことが同時に降りかかってきて、大変な思いもすると思います。


 順ちゃんの相談が妊娠だったことをを喜代美ちゃんから聞いた草々さんは、アホぼんに会うなり言ってしまい、喜代美ちゃんになぜ言ったとなじられます。

 秘密をバラした事は問題だけど、この場合、隠して妊娠がなくなるわけじゃないから、早めに知らせるのは草々さんが正しいと思います。でも順ちゃんのことで、せっかくいい感じになりつつあった2人は再び険悪な感じに・・・。もっと言葉を選べばいいのに。喜代美ちゃんも「嫌いにならんといて~。」といいつつ、譲れないところでは結構勝気ですね。


 アホぼんが、「たかが魚屋の娘とつきあってやってる。」みたいな言い方をしたのには、ムカーッときました。そんな見下した気持ちで付き合っていたのなら、順ちゃんがかわいそうです。


 今回見所だったのは、順ちゃんのお母さん。うわさ好きで、人のうわさからついには犬まで・・・話しているときの恍惚とした表情がくるくる変わってすごくリアル~。こんなおばさんいるなあと感心します。

 仏壇屋のおばさんも寝床のカウンターで話を聞きながら、振り返ったままお茶をすする所なんか、いるいるこういう人~、と変に感心したのですが、こういう何気ない所の脇を固める人たちの演技力がドラマのクォリティを高くしてるなあと思います。


 そして、「友春さんが妊娠させた女の子の親の顔がみたい」と、他人事として面白がっていたところに、アホぼんが現れ、順ちゃんのお父さんに「順ちゃんと結婚させてください!」と言って来られて、それが初めて自分の娘のことだと気付きます。・・・気付いた時の表情がまた良かった~。表情が七変化。堪能いたしました。


 友春さん、遊びだと思ったら、ちゃんとけじめをつけに来たんですね。順ちゃんにおろすよう迫ったりしなくて、本当によかったです。考えたら、友春さんは、塗り箸工場の社長より、魚屋の方が似合っている気がします。お父さんとお母さんが許してくれればの話ですが。

 とにかく当人同士がうまくいけば、周りは説得できるものだから、順ちゃんと友春さんで力を合わせてがんばってほしいものです。


 明日は、周りを巻き込んですごい騒ぎになりそうですね。