先日
カナダのモントリオール大、フランスのレンヌ大、イタリアのサクロ・クオーレ・カトリック大の研究員が共同で、
11─19歳の学生計1256人を対象に、
親子の感情的な結び付きを分析した結果が公表されていました。
その結果、
カナダ人の学生は、親からのコントロールが比較的緩く、懲罰も科されることも少なかったが、
イタリア人の親はより子供を束縛しがちで厳しく、要求が多く、
フランスの親はその中間だった、そうです。
調査対象がカナダ、フランス、イタリアの3国だけなのですが、
日本が加わるとどのような結果になるのか
興味深い、と思いました。
親子の感情的結びつき、ということで、主観的な感情があり、
それを客観的に分析することは難しいことだと思いますが。
調査を行った研究員は、
今回明らかになった親の姿勢の違いについて、
北米と欧州の教育の違いが背景にあるとの見方を示しているようですが、
家庭環境、生活環境が、そして少しさかのぼれば
その国の文化まで、影響を与えているのでは
ないかと思います。
私は、イタリア人の夫にいつも「あなたは子供の言いなりになりすぎる。子供を甘やかせ過ぎる」と
言われていました。
私としては、仕事で普段、あまり子供と関わることができないので、その負い目があり、
休みの時は、子供の言うことをきいてあげたい、と思っていました。
主人は、子供が出かける時には、必ず、「どこに行き、何時に帰ってくる」と報告をさせていました。
田舎だと「その辺りで遊んでいるはずだけど」とか
「また○○ちゃんの家だと思うけど」とか通用しますが、
それだけ日本が安全だから、とも言えます。
イタリア人家庭は、一般に家族の絆が強く、
子供にとっては、成長するに従って
親の愛情が束縛、と感じられたりするのだと思います。
イタリアに住む日本人の友人が、娘さんにボーイフレンドができて、
その時は、イタリア人の父親と娘さんとけんかが絶えず
大変だった、ともきいたこともあります。
親子関係は生涯続きますので、
どこの国であれ、
親子が互いに感謝し、円満に行きたいものです。