ジャイプール①~アンベール城前編~
デリーから電車で約4時間半、ピンクシティ・ジャイプールに到着。
ホテルにチェックインし、早速オートリキシャでアンベール城へ向かう。
このアジメーリー門を抜けると旧市街に入る。
外壁で囲まれた旧市街の中がいわゆるピンクシティ。
9年前のインドで最も印象深く、必ずまた来たいと思ったのがここだった。

新市街とはガラっと雰囲気が変わる。たかだか壁を越えただけなのに・・・不思議だ。

何か違和感を感じたのは、ピンクじゃないからだ。
レンガ色が薄くなってピンクシティというようだけど、前回はもっとピンクだった気がしたから残念だった。(しかも前回の街の写真が無いから比べられない)

前回のガイドによれば、ジャイプールは愛の神様クリシュナを崇める街だから愛の色ピンクなんだって話で、そこに惹かれたのだった。

ピンク・・・・・じゃないよな。今塗りたてでもっと剥げたらピンクになるはず・・・・・

今度ははたらくぞうだぞう。通常ならカラフルにペイントされたぞうのタクシーがたくさんいるはずなのに、今回はノーメイクのぞうが一頭だけ・・・・・暑すぎてオフシーズンなのです。

見よ!!!!!
おとぎ話に出てくるお城を模った壮大なサンドアートみたい。

本来なら象に乗って右上に見える入口はいったところまで行けるのだけど、歩くと結構遠い・・・・・

振り返ると万里の長城みたいなものが見える。
アンベール城見ちゃったらそれ以上の感動はここではもう難しい・・・・・

ここから見える街並みは旧市街では無いのでピンクではないのだけど、どちらかというとブルーシティみたいだった。

さて、エントランスの広場に着き入場料を払い、宮殿内部へいざ!

この解放感ったらない。空と城しかない。贅沢ってやつ。
(しかし丘の上にあり太陽に近く、遮るものも無いので相当暑い)

ここのロープから始まり、あらゆるところが入れなくなっていたけど、9年前にはどこでも入れた。この変化はかなりショックだった。

素晴らしい!今までのムガール建築とは違う。これが何となくメルヘンで忘れられなかった。

ここを抜けると庭園を取り囲むような造りになっている。庭園もヘキサゴン(六角形)のアラベスクで感激。

ここにも警備員いて中入れなくなってたのがショックだったけど、それでも充分キラキラを堪能できた。

ラジャスターン(ここジャイプールのある州)といえばミラーワークだけど、ここのミラーは別格でしょう。ベルサイユ宮殿の鏡の間よりも圧倒的に芸術性高い!

写真撮って撮ってというインド人家族。皆こうして日陰で座って涼んでる。

今思えば、9年前ここに入れたことがかなり貴重だったな・・・・・色んなことが可能になった現代、不可能になっていることも同じくらいあるんだろうな。

前回、あの壁の壺の説明受けたんだけど、お酒だったかな・・・・・鏡の間は勝利の間の別名だから、勝利の祝杯という意味のお酒を表現してるのかな。
忘れた・・・・・

アンベール城素敵すぎて写真撮りすぎたので一端切ります。続きは次回・・・・・
デリー⑤~フマユーン廟~
デリー最終日。(というか、デリーはもともとカウントしていなかったのだけど、ジャイプール行きの電車が翌日フルで取れなかった為一日空いたのだ)
オートリキシャでフマユーン廟へ向かう。途中で見た素敵イスラム建築。
到着したら駐車場付近で何やら撮影をしていた。(映画かドラマだと思う)
いや~、ボリウッドのダンス見られたらよかったんだけど、そんな気配は無かった。いたって地味。

ありました。ムガル建築のさきがけで、タージマハルのモデルにもなったという・・・・・美しすぎる。

完璧なシンメトリーと正方形の庭、白大理石と赤レンガの見事なコントラスト。

なんだろう、剥げたレンガがピンクになってて、さらにイスラム建築ならではのフォルムとマッチしてかなりかわいい。タージマハル超えるかもと思ってしまった。
てか、前回も来てるんだけどほとんど印象無かった。麻痺してたんかな・・・・・
ムスリムのF4(花より男子より)がさっそうとやってくる。

計算し尽くされた庭園。水路が廻らされている。天国をイメージしているらしい。
そうそう、フマユーン廟やタージマハルは霊廟だから(お墓)、亡き人の魂が天国にいるイメージで造られているのだろう。だからここで記念撮影とかどうだろうとも思うけど、ミーハーだもの、撮ってしまうよね。
ひかえめアラベスク。

正面からのシンメトリーすごいと思ったけど、斜めから見ても完璧だった。
完全なる正方形というわけだ。これには感動。
裏から中に入りましたところ・・・・・さすがに広い、天井高い。
こんなに美しい場所に眠れるなら・・・・・いや、これテンション上がって生き返るんじゃないか?!

どんなステージよりも美しいダンスが見られそう。誰か踊ってくれませんか。
(墓なんで不謹慎ですが・・・・・)
天井の美しいこと。

インド人が遺跡に馴染むのは、レンガや土と同じ色の肌だからなのか。
これ、空から見たところだって。信じられない。
すごいすごいすごい!四角と丸で出来てる!
そして私はここにいる点にすぎないんだ。あちこちの点をつないで、何かを描こうともがいてる。
最後に行ったのは、世界一大きなヒンドゥー寺院といわれるスワーミナーラーヤン寺院。何もないところに突如現れるその存在感は異様なもの。SFの基地か何かみたい。

ものすごくショックなことに、休日で入れず・・・・・
そして、この迫力、写真では(このカメラでは)伝わらない・・・・・悔しい。
巨大で、並々ならぬ雰囲気を醸し出していた。庭も美しく、寺院というより宮殿という感じ。仕方なくここからの外観だけ撮って帰った。

夕食の為に寄ったコンノートプレイス。デパートやショッピングモールかと思ったら店ごとに路面に入口が付いてる為、ふらっと暑さしのぐ為立ち寄るという感じでもない。(つまり全てがつながっていなくてセパレートの店ってこと)
エアコンきいたデパート作ってくれればいいのに・・・・・
観光客が見ているデリーはオールドデリーがほとんどだから、それで今のインドを語れないなと思った。ブランド多数、マックもケンタもあるし、都会。なんだけど、それらのファーストフードにもガードマンがいるし、入口に犬いっぱい寝てたり普通の都会と思ったら大違いで・・・・・とはいえ普通の都会になってしまったら寂しいしこのままであってほしいと願う天邪鬼な自分がいる。
デリー④~ラール・キラー、ジャマー・マスジット編~
今回、9年前には体験しなかったインドの地下鉄に初乗車。
すごい人。(しかも男性ばかりで怖い)けど日本の通勤ラッシュのがキツい。(これから仕事、という重い気持ちも込みで)
駅構内によくわからないアート。インドでアートなんて相当余裕があるように感じてしまう。そうそう、ここから地下鉄で空港まで向かい、姉を迎えようとするも、空港の中に入れず(インドはかなり厳しく、鞄を持っていたらフライト利用者以外は空港に入れない)仕方なく出口出たとこで待ってたら無事再会できた。
で、最初ツアーも検討しようかとか色々言ってたけど結局フリーでいくことに。
まずは地下鉄でラール・キラーへ。
チャンドニー・チョウクという大通りを歩くとスィク寺院やジャイナ寺院があり目的地へ着く前に誘惑が多い・・・・・(しかし暑さ故一刻も早く目的地に到着したいという思いが勝ってしまう。もったいない)

この景色、9年前に見た記憶があった。なんでもない所なのにふとそういう場所に巡り合うことが何度かあって、不思議な感覚だった。

ど~んとラール・キラー。
レッド・フォート(赤い砦)と呼ばれているように、青い空に赤レンガが映える。

超観光地なのになぜかインド人ばかりで、注目され続けた。かなり写真撮りづらい。

タージマハルを造らせたことで有名なムガル帝国の皇帝シャージャハーンの建てた城。タージマハルの静寂の白と対照的な情熱の赤。ロマンを感じる・・・・・

門の中はいかにもイスラムな建築に土産物屋が並ぶ・・・・・かなりインドらしい煌びやかなものが多い。

この、皆が記念撮影しているところがシャー・ジャハーンの玉座。
(それにしても、インド人皆距離が近い。暑いのに・・・・・)

しかし残念ながら肝心の宮殿は破壊されてしまっていて残っていない。 
なんだ、この大量のベンチは・・・・・?!暑くて誰一人座っていない。

すごい。けど、これを初めて見た9年前の衝撃はこの何倍もすごかった。
大人になるということは、少し寂しいことだと思った。常に全力で感動していたい。
これらの大理石だって、こんなことに使われるなんて思ってなかっただろう。
かなり自信もてたはず。
パーフェクトシンメトリー。さすがインド。

映画みたい。
誰もが主人公になれる扉。
家族の風景。
すごい綺麗なんだけど、ずっと見てるとニンニクか筋肉に見えてくる。
見どころは遺産だけではない。
サリーという身にまとう芸術。本当に美しい。

この行列の先には博物館があり、武器がたくさん展示されていた。
インドには武器の展示がかなり多く、皆なぜか武器が大好き。戦争が好きなのか?これだけは本当理解できなかった。

外出たら入場待ちの長蛇の列。男女別のセキュリティチェックがあって女性は少ないから、男性の方だけがこの状態。
続いてインド最大規模のモスクであるジャマー・マスジット。
辿り着くまでのマーケットがものすごい。
土産物屋や日用品、食べ物までなんでもあり。(日用品が多く観光客向けという感じでもない)
延々続くマーケット。
ようやく門に近付けた。
入口が高いところにあることで神に近付ける感じがする。
門の脇から。門のまわりにおびただしい数の人がたむろしてた。

来た道を振り返る。それぞれの店の傘がぎっしり。
で、いざ、こちらも9年ぶり二度目の突入。相変わらず美しい。
どこもかしこもそうなんだけど、前回より人が多い。
人が多いということだけで、神聖さというものが失われてしまう。

敷地の広さったらない。
ヒンドゥーは洋服の人ばかりだけどムスリムはちゃんとこういう服着てる人まだ多い。
ここ鳩がすごいんだけど、平和って感じですごくいい。鳥ってすごいなぁ。
前回来た時は観光客いなくて本気で礼拝に来てる人ばかりだったけど、完全に観光地化してるなぁ・・・・・9年で色んなことが変わった気がした。
一番変わったのは自分自身なのかもしれないけど・・・・・
インドに潜む光と影はきっとずっと変わらない。

わかりやすいのはインド人の間で観光が当たり前になったことだろうか。
どこ行ってもインド人観光客だらけ。

あらゆる世界遺産を舞台に、そのカラフルで美しい映像美が称賛され有名になった映画「落下の王国」の監督がインド人でロケ地の多くがインドの為、今回の旅はそのロケ地を意識しながら巡ることも重視していた。
常に視覚にアンテナを張り、「落下的」ロケーションを探知していた。
まさにこのシンメトリーも落下的。美しい。
イスラム建築はシルエットまで素敵。

横の門から出たところ。マスジットの大きさがよくわかる。(正面からは見えない為)
帰りはリキシャ(オートじゃないほう)で駅を目指す。
私はオートじゃないリキシャはかなり苦手でなるべく使わないようにしていた。(なぜなら暑いのに遅いし焼けるし道悪いからお尻痛いし運転手かなり大変そうで気遣うし)それでもデリーはあんまオートなかったし乗らなかったな。
かわいいホテル。






























