わたしのなまえ | ・・ 夢と現の朧なる ・・
名前とは



モノを識別するための記号に過ぎない







物体の名前

空間の名前

自然現象の名前



人も道具も植物も、物体



地上も地下も海中も宇宙も、空間



光も闇も風も、自然現象



それらを説明するのに使うのは、あらゆるモノの名前



それらを認識するための、名前





わたしという存在を表すのも、名前







時折、



同じ名前を持つ別個体が存在して、



同一個体でも異なる名前を使って、



それでも、名前という概念に縛られる。



名前で自分の存在を確かめる。



名前が自分の存在を定義する。







『この名前は嫌いだから』



『あの名前が好きだから』



明日から、違う名前を名乗る訳にはいかない。



わたしを表す、

わたしの名前。







知らなかった名前が明かされる。



新しい『わたし』の存在意義が生まれる。



名前に課せられた責任がこの身を覆う。







名前に縛られるなら。



名前が定義するなら。



名前で確かめるなら。







新たな名前を持ったその日を、



新たな自分になったその日を、



『わたし』が生まれた日と呼ぼう。







わたしのなまえ



わたしだけのなまえ



わたしを世界に顕すなまえ