絶滅危機ゾウガメ「孤独なジョージ」に子孫か! ガラパゴスで卵3個

2008.7.23 10:34


 南米エクアドルのガラパゴス諸島のピンタ島で、たった1匹残され「孤独なジョージ」と名付けられた同島にしかいない亜種の雄ゾウガメとペアリング中だった雌が産卵した。ガラパゴス国立公園管理局が21日発表した。AP通信が報じた。ジョージは推定年齢80代で、絶滅危機動物の象徴として有名。産卵で待望の子孫誕生への期待が高まっている。

 3個の卵が生まれたといい、孵化(ふか)器の中に入れられている。卵が実際にかえるかどうか判明するには約4カ月必要という。雌はジョージの近縁の種といい、1993年以来、寄り添っている。

 同諸島のゾウガメは英博物学者、ダーヴイン進化論に大きな役割を果たしたが乱獲などで一時激減、飼育繁殖が進められている。

(共同)



幻のキノコ、奈良で発見 世界4例目

2008.7.26 00:01
このニュースのトピックス:

川上村内で確認されたキリノミタケ。星形のかさが特徴的だ(森と水の源流館提供)

 環境省のレッドリストで絶滅危惧(きぐ)種I類に分類されている“幻のキノコ”のキリノミタケが、奈良県川上村の山中で確認されていたことが25日、分かった。同村「森と水の源流館」の木村全邦学芸員らが発見し、津市で開かれた日本菌学会で報告した。学術的には宮崎、高知両県と米テキサス州でしか確認例がなく、専門家は「生態の謎などに迫る上で貴重な発見」としている




米シカゴのリンカーンパーク動物園にいる世界最小のカエル。パプアニューギニアとソロモン諸島に生息する希少種で、絶滅の危機にさらされています(AP)
エレガントでしょ?


ドイツ南部で19日に開催された国際ひげ大会の出場者。この男性が挑戦したのは「フルサイズのフリースタイル」部門だ。大会には個性豊かなひげを持つ総勢128人が集まり、それぞれの「自信作」を披露した

元気に飛び回っていたころのハチドリ(橿原市昆虫館提供)



ハチドリ28羽が全滅 奈良・橿原市昆虫館

2008.3.30 22:51

太陽系の惑星は9個になるかもしれない。神戸大学の研究者が、太陽系外縁部の理論的な研究から、未知の惑星の存在を予測した。大規模なサーベイ観測が開始されれば、この惑星は10年以内に発見される可能性があるという。


(「惑星X」の想像図)

「惑星X」の想像図。直径10000~16000キロメートルの、氷でおおわれた天体と考えられる。右側の光点ははるかなる太陽。クリックで拡大(提供:Fernando D'Andrea/Southlogic Studios)

(予想される「惑星X」の軌道)

予想される「惑星X」の軌道(赤線)。海王星(青線)の倍以上遠い。軌道面は20~40度傾いている。クリックで拡大(提供:Patryk Sofia Lykawka/Kobe University)

(サイズ比較)

サイズ比較。「惑星X」は既知の準惑星よりも大きい。クリックで拡大(提供:Patryk Sofia Lykawka/Kobe University)

神戸大学大学院理学研究科のパトリック ソフィア リカフィカ(Patryk Sofia Lykawka)研究員と向井 正教授は、太陽から80天文単位(120憶キロメートル。1天文単位は地球から太陽までの距離)よりも遠いところに、未知の惑星が存在するという予測を発表した。

海王星軌道よりも外側の領域に多数見つかっている太陽系外縁天体(TNOs=Trans-Neptunian Objects)の軌道分布には、いくつかの謎があった。円軌道のTNOsが50天文単位付近よりも遠いところに見当たらないのはなぜなのか。海王星の影響が小さい50天文単位以遠に大きくゆがんだ軌道や大きな軌道傾斜角を持つTNOsがあるのはなぜなのか。これらを矛盾なく説明できる定説はこれまでなかった。リカフィカ氏らは、TNOsの軌道進化の数値シミュレーションを行う際に、未知の惑星(仮に「惑星X」とする)の存在を仮定すると、現在の軌道分布をうまく説明できることを突き止めた。研究論文はアメリカ天文学会発行の『Astronomical Journal』誌2008年4月号に掲載される。

提案されたモデルにより、太陽系外縁部の40億年にわたるシナリオが示された。太陽系形成初期には、当時の天王星・海王星軌道付近に「惑星X」が存在し、それが重力散乱で遠方に飛ばされ、海王星と6:1の共鳴軌道(海王星6周の時間で1周する軌道)に捕獲された。当時の海王星は、現在の位置よりも10天文単位ほど内側にあったが、マイグレーションと呼ばれる外向きの惑星移動で現在の位置、太陽から30天文単位まで大移動した。その影響により「惑星X」の軌道も80天文単位以遠へ移動したはずであり、そうした仮定のもとに数値シミュレーションを行ってTNOsの軌道進化を追跡したところ、TNOsの軌道分布が現在観測されている分布によく似たものになったという。「惑星X」の現在の軌道は、近日点距離80天文単位以上、軌道長半径100~175天文単位の楕円軌道で、軌道傾斜角は20~40度。「惑星X」は地球質量の0.3~0.7倍、サイズは地球よりもやや小さい氷惑星と予測される。

「惑星X」の存在が理論的に予測されるという展開は、1846年の海王星の発見の経緯を思わせる。海王星は、ひとつ内側をまわる天王星の軌道のふらつきから位置が予測されて見つかった。『理科年表』によると、海王星の発見者は、理論予測したルベリェとアダムス、そして実際に観測して発見したガルレの3名ということになっている。

もし「惑星X」が発見されたら、発見者は誰になるのだろうか。国立天文台の渡部潤一准教授によると、「海王星発見のように理論予測した人が発見者に加わるかどうかは、今のところ明確な基準がない」という。また、太陽系の惑星の定義に当てはまるかどうかを判定するにあたっては、「軌道上に似た天体が無いことを確かめる必要があり、時間がかかるだろう」ともコメントしている。

もし「惑星X」が現在80天文単位付近にあれば、明るさは14~18等程度であると考えられる。「惑星X」を最初に見つけるのは、大規模な自動サーベイシステムか、それともアマチュアによる捜索か。黄道から20~40度離れた領域に身をひそめ、「惑星X」は今夜も発見されるのを待っているかもしれない。




八甲田山 そそり立つ雪壁眺め、560人歩く

3月30日10時37分配信

もうすぐ環が消えてしまう?

環の傾きの変化(2008,2009,2010,2011)

環の傾きの変化。クリックで拡大
(ステラナビゲータで作成)

さて、土星と言えば美しい環(リング)なのですが、この環が約15年ごとに消えてしまうことをご存じでしたか?

もちろん、環が物理的に消滅してしまうわけではなくて、見かけ上の変化です。土星の環は何万キロメートルもの幅がある一方、厚みはせいぜい数百メートルしかありません。そのため、ちょうど水平な方向から眺めれば、まるで環が消滅したかのように見えるのです。

地球から見た土星の傾きは、公転と同じ29.5年の周期で変化します。その間に2回、つまり約15年ごとに、環の消失は発生します。今度の消失は2009年。2008年はその直前にあたりますから、環は相当細くなっています。

ちなみに、現在は環を南側から見上げている格好になりますが、2009年を境に北側から見下ろすようになります。その後環の傾きは大きくなり、2017年にもっとも開いた状態となります。