no.42 夜の海
絶対的存在は まるで ブラックホール
暗闇が
悲しみも
不安も
恐怖も
どうにもならない 全てのものを
飲み込んでくれる
私を飲み込む暗闇は海に吸い込まれて
ちっぽけな私は
蒼くなる空に包まれ
黒い海を見送る
no.42 夜の海/cherry3chai
フェスタ
どんな路も 振り向けば一本道で
殻にこもったつもりでも
一度破った殻は 完全にふさがりはしない
羽ばたき方を 教えられなくても
ココロの底に コタエがあるだろ
誤魔化しきれない気持ちは 宝物だろ
まめ電球
フィラメントの 熱を感じながら
必要なものだけを 照らせればいい
欲張ってみても キリが無いし
あなたの温もりに 触れながら
手探りの 未来 照らして
沢山救われたから
手を握って 道しるべ 灯そう
カフェオレボウル
ボルはね
フランスで カフェオレを飲むために生まれた器なんだ
19~20世紀ごろ
朝の食卓には欠かせないものだったんだよ
食器を持ち上げる習慣の無い彼らが
両の手で抱え
他人のものと区別して使う
唯一の器
君が 小説のまねをしているって言う
そのボール
故郷は フランスなんだよ
ある朝のひととき
19世紀 フランスの食卓
なんて シンプル
それでいて 高貴で
とても 愛おしい
le bol
うやうやしく掲げ くちづけをする