あかい宝石 -2ページ目

ぽっねん。

目を覚ますと

家にはだれも居なくて

ひとり


ニュースは遠い場所で

ザワザワ

窓辺では

いつもの日常が

サラサラ


ベッドの上

柵の中

立ちすくむ


チェロ弾き

チェロクマ
Happy Birthday

きのこのこ

きのこのこ
お絵かきしたよ

わたしが描いた絵が
ひょっこり
うごいた

傍にいたい

いつだっていっしょにいたいよ

いつだっておもっているよ

あなたがいれば きっとなんだってできるよ

わたしが泣いたり寂しがったりするのは

24時間いっしょに居れないからじゃないし

テレパシーが届かないからでもない

ただただ甘えているだけなの

めいっぱい充電させてね


心配しないで

電池切れになる前に ちゃんと戻って来るわ

ドライブ

ドライブ

インスタントコーヒー持って

駐車場から発進

トコトコ走れば

青と白のコントラスト

ドライブミュージックが

エンジンとセッション

no.46 夏ばて

金魚すくいで掬われた袋の中の黒い出目金

花火が怖くて小屋から出れない柴犬

日陰を求めて太陽の陽射しと隠れんぼの野良猫

食欲不振でゴミ置き場にも行かないカラス

 

両生類は干乾びて 昆虫は大声でうたう

 

夏が手加減してくれたら

皆で夕涼みしながら

美味しいものでも食べよう

 

 

no.46 夏ばて/cherry3chai

しゃぼんだま

しゃぼんだま とばそ

やさしく ふんわり

おおきく ちいさく

そらに ゆらゆら

くちもとに まんまる

われて こわれて

もっと たくさん

ネオンうけて あやしくきらめく

しゃぼんだま とんでけ

ふんわり ふわり


窓の外

窓の外

ちいさなマドから見る空はいつも色あせて

マドのソト

私の気持ちをいつでもどんよりとさせた

マド

この外には澄んだ青空があるのだろうか

 

 

キズ

蒼く腫れて 紅い血が流れる

今日出来たこの傷は 時間が経てば治るけど

わだかまりは どんどん大きくなっていくよ


でも 上手ななおし方もよくわからなくて

痛みを抱えながら 途方に暮れる

別れても好き

言葉を無くした私は ただ鳴く事しか出来なくて

電話口から 雑音の砂嵐

空に浮かんだ月は 輝くひかり失い

肺の奥から きしむ音が聞こえる

あの嘘がなかったら いまも二人並んでいたかな

あの日の雨降らなければ 幸せが続いていたかな

私には見えなくなってしまったけれど

いまもどこかで輝いている事でしょう

季節めぐり時が過ぎてもあの日のまま変わらず

心浮かぶのはただ優しいてのひらと輝く夜空

いまもその手が好きだから

笑顔で深呼吸して 大きく右手振るよ