昨日は漫画の第一巻でしたが、今日は原作小説について書きます
実はわたし、3年ほど前にこの本を図書館で読んだことがあったのですが、
実家に帰って母親が続編を貸してくれようとしたところ……
全然内容を覚えてませんでした

当時のブログにレビューは記載しておらず、読書メーターに残されていたのは、
「和菓子が食べたくなる」「ヒロインの個性が薄い」「和菓子に色んな逸話がある」
だけでした
漫画も合わせて読み直したのですが、色んな逸話を持った和菓子が食べたくなったのは変わらずでした。
キャラクターについては、ヒロインは確かに取り柄もなく、というように書かれていますが、周りの人たちが色々と濃いですよね
あとは和菓子を引き立てるために、他の登場人物を引き立てるために大人し目に書かれているのかな、とも思いました。
なんせ、ミステリーの中で言われる「日常の謎」というジャンルです。これは殺人などの事件は起きず、日常生活の中で沸き起こった謎を、探偵や刑事でもない一般人が解き明かしていくというジャンルのことです。日常の謎ジャンルでも、個性的なキャラクターが出てくるミステリーはありますが、やはりそこは「平凡な人」なんですよね。
でも、よくよく読み込んでいると、飲み込みが早いとか、必要以上に物怖じしないとか、社会人としては羨ましい才能の持ち主ですよね。わたしは抑鬱なのですが、その原因のひとつにクレーマー応対が苦手だったこともあるので、こういう人、ホントに羨ましいです……
それから、わたし個人の話になりますが、3年経って本格的に短歌を始めました。
立花くんのセリフに和菓子と俳句が似ているというものがあったと思いますが、わたしはどっちかというと短歌こそ似ているのではないかなと思いました。
俳句は意外と季語が難しいです。それは小説にもある通り、旧暦が絡んでくるので、若干今の季節と異なる季語もあるからです。
(ちなみにわたしの地元も、旧暦の文化があります
雛祭りは4月です
)
一方で短歌は、57577の31字からなり、少し長くはなってしまいますが、本当に何の知識もなく詠めますし、読めます。

しかし、これが和歌になると、和菓子並みの、もしくはそれ以上の知識が必要となってきます。万葉集や古今和歌集を始めとするあらゆる和歌を知っておかなくてはなりませんし、それを引用しながら(=本歌取り)、枕詞や掛詞などの修辞を使って詠まなくてはいけませんでした。もちろん、歌を受け取る側もそれを理解できなくてはいけません。歌のやり取りはラブレターのやり取りであり、貴族において結婚へ避けては通れぬ道でしたから、これができないと結婚できないという、大変なお勉強が必要だったんですね
短歌や俳句は、そういったことを省略してシンプルにしようと成立した歴史があるので、短歌と和歌は違いますし、和菓子と短歌って似てるなぁと思ったのです。もちろん短歌においても本歌取りや、知識が必要な部分もあるので、知識があったらあったらで味わいも変わってきますよ
さ、体調も考慮しながらになりますが、続編や漫画の続きも読んでいきたいと思います!
楽しみです