高校時代は私という人間を今の形にした大きな変化の時代だった。
その中でも大きな要因だったのが恋と部活。
純粋で恋に臆病だった私から、「小悪魔」「昼ドラ恋愛」といわれてしまうちえりに変化を遂げた高校時代。
今思えば田舎の高校に進学してのどかな雰囲気の中で井の中の蛙になっていたと思う。
その頃から比べれば大きな世界に出た今、恥ずかしくてたまらないことを数々してきた。
ここからはそんな無知な私がどんどん調子に乗っていくお話。
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痛い告白をかました私は市内の進学高校入学を迎える。
同じクラスには2トップの人気の男の子がいた。
T君とF君。クラスをT派とF派に二分する人気だった。
T君はかわいい系で整った顔立ち。若干女慣れしている雰囲気を持っていた。
F君はというと身長が高くて(掃除用具ロッカーを越えるほど!!)スポーツマンタイプ。T君と比べると少し硬派な印象だった。
私が心奪われたのはF君。
とはいってもやっぱりミーハーな気分は抜けきらず、会話ができるだけで楽しかったし何も望むことはなかった。
私はそのクラスでY子と仲良くなった。
Y子は男の子とも関係なく仲良く出来るさばさばした性格だった。
そしてY子はT君のことが好きだった。
T君とY君は同じ地元出身で仲が良かったため、そんな私たちが仲良くなるのにそう時間はかからなかった。
T君もF君もマシンガントーク!!
会話していても楽しくて仕方がなかった。
が、しかし。問題が一つ。
それは・・・
話の大半がシモネタであったこと。
おいおいそんなことまで言ってもいいのか??
と思ってしまうことまできれいな顔してズバッとすっきり言い放つ。シモネタを。
中学校のクラスに赤ペンで○○していた女の子がいたとか。
もう公ではいえないことが彼らの口からサラサラこぼれてくる。
私は最初のうちは彼らと仲良くしたいという気持ちからがんばってついていったけど、それが後々後悔をすることになる。
日に日にくどい話にまで発展して行ったのだ。
こうなるともうついていけない。
彼らの濃密なシモネタトークに乾いた作り笑いで相槌を打つ程度だった。
そんな中T君がとんでもない事件を起こす・・・
恋する気持ち~T君の失態~ につづく