母は良くなりました。
体の中では、医師でも不明な何かがくすぶっているけど、
母は笑いを見せるようになりました。
母がしていた仕事を、
自分なりにやっていました。
こなきじじいのように数字がおんぶをしてきます。
抱っこをせがみます。
夜も寝かせてくれません。
いやらしい奴じゃ。
やり方が悪いのです。
軌道修正しなければ!完全に!
町外れの、人がすまなくなった家を見て、
どうしてあんなに早く外壁が剥がれてしまうんだろうと思っていた。
蜘蛛はどこに隠れていたんだろう。
似てる・・・
会社だって隙を見せれば、
今まで起こらなかったことが起こるものなんだな。
笑いものにさせるものか。
軌道修正しなければ!完全に!
本当の幸せは何だろう?
これからはどう生きるのだろう?
行為に紛れる私の思索。
ねずみが止め処なく
車輪で戯れる音がする・・・
朝焼けの向こうで匂う
懐かしいところへ回帰しよう。
記憶の中の朝ごはんを囲む家族のもとへ。










