思いって重いもの。

おもい=おもい

 

おなじ言霊。

 

 

人の思いはどこまでも果てしなくて重く

スラスラ流れるような

軽やかなものではない。

 

 

 

 

日々、祈りをしていて

(祈りのプロジェクトは、まだ続いてます)

 

こどもに先立たれた方の祈りも寄せられてます。

 

 

そのほとんどが

「亡くなった後、こどもが光に戻りしあわせでありますように」

という内容

 

 

 

 

こどもに対しても、親に対してもそうだけど

 

 

愛する人が旅立った時に思うのは

 

「どうか・・・亡くなった後も、しあわせでありますように」

 

 

という

心の奥から絞り出して出てくる

切なる思いばかり。

 

 

 

 

 

 

亡くなった方への思いも「愛」

亡くなった方からの思いも「愛」

 

 

今、いる人への思いも「愛」

これから来るこどもたちへの思いも「愛」

 

 

結びとは

「人を思う愛の心」

それが命を繁栄してきた。

 

 

 

 

赤ちゃんが生まれてくるには

お母さんの愛が必要。

大きくなるには

養育者の愛が必要。

 

 

 

みんな目に見えない「結び」によって

育まれ

今、

ここでこうして生きている。

 

 

 

 

 

その形を「白線流し」としてやりたいと思った。

 

 

 

 

だから、決して安易に引き受けることでもないし

軽いことではない。

 

 

 

私の心が、

その「真実」を掴んでないと

当然

取り計らえないことだと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

人の思い、受け継がれた愛を結び付けて

思いを

流れる所へたどり着かせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらゆる思いをのせて結んだ

1本の長い布を流す。

 

 

 

 

とてもとても大きく

どこまでも尊いこと。

 

 

 

 

この意味は

 

 

実際にやっている私たちには

到底、理解できない。

 

 

でも

「大事なことをしている」という

漠然としたことはわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、ここにはいないけど

愛でちゃんと結ばれている。

いつだって、私たちの心の中に愛する人の思いは生き続けている。

 

 

 

私たちの細胞、ひとつひとつに

深く、愛の思いは刻まれていて

その連鎖は

何百年も続いていく。

 

ずっとずっと続いていく。

 

 

 

 

 

 

先頭の白い布は

私をここまで導いてくれ

先日、空に帰った兄の最後のもの。

 

 

 

 

 

 

 

前回のブログにも書いたけど

私と兄は信じられないくらいに仲が悪かった。

 

 

 

私は兄から激しい暴力を受けつづけていた。

 

 

 

私は、神さまに

 

 

「もし、私がこの先、生きないといけない理由があるのなら

これ以上暴力に苦しまないように

兄の身体を動けなくしてください」

 

 

 

と願ったことがあった。

 

 

 

 

 

それが叶った時

罪悪感と生きる人生がはじまった。

 

 

 

 

でも。これは残酷なことじゃなく

誰がどうしたことでもなく

 

 

 

 

 

全て「愛の経験」のために、

私がわたしに仕込んだこと。

 

 

 

 

もっと言うなら

「幻想の世界」を終わらせるため。

 

 

 

 

そのために

自分の人生の大いなる計画について

 

 

本当の世界について

今世、深い体験を通して

「知りたい」と決めてきただけ。

 

 

 

 

 

その計画のスイッチ役を

兄がこうして買って出てくれたのだ。

 

 

 

 

そこになかなか気付けずに

自分責めの日々を送っていたある日、

こんな言葉が降ってきた

 

 

「何も起こってない。

罪悪感は存在していない。」

と。

 

 

 

「何も起こってない。

 

ただ、その時の命をそれぞれ支え合い

生き抜いて結び合った。

 

 

そしてこの愛の連鎖は

これから先、永遠に続いていく。

 

 

これは、愛の世界に気づくためのほんの1ページのしかけ」

 

 

 

 

と。

 

 

 

 

人にはそれぞれ

一人一人に愛の連鎖がある。

 

 

 

人生という物語の中に。

息づいている世界に。

 

そして、人生という物語が終わった時も

愛の連鎖だけはずっと続く。

 

 

 

 

 

もっと言うなら

「生きている」世界にも、

「亡くなった」世界でも

なおこの連鎖は続いていく。

 

 

 

 

それはなぜか?

 

 

 

 

答えはひとつ

「真実だから。」

 

 

 

真実は消えない。

 

 

 

 

 

消えないのだから

物語を超え、生と死も超える。

 

 

未来永劫「在る」だけ。

 

 

 

 

 

それをどう受け止めるかは

私たちに委ねられている。

 

 

悲しみに埋没してもいい

罪悪感に苦しんでもいい

知らないで走り抜けてもいい

気軽に捉えてもいい

 

 

 

全ては「わたしたちが自由」に決めていい。

 

 

 

愛には余白があるから。

愛は焦らない。

愛の連鎖は、ただ在るだけ。

 

 

そこに

どういう意味を見いだしてもかまわないのだ。

 

 

 

ただ、

愛に罪悪感は「ない」ということだけは

みんな知っているから。

 

 

神さまの掌の上で自由にしてていい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな、ずぶ濡れで

白線流しをしてくれました。

 

 

 

本当に本当に感謝しかありません。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

そのそばで、見守ってくれた人

一緒に白線を回してくれた人

全体を調整してくれた人

 

 

浅間大社まで来てくれて

参加してくれて

こうして一緒にいてくれて

感謝しかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の1枚

 

 

私の手から離れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんと届きますように。

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

そして下流

 

 

 

 

 

 

みんなが

受け止めてくれていた。

 

 

 

 


 

1本で流れ着いてよかった。

 

 

 

みんなで引き揚作業。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい顔してる♡

 

 

 

 

 


 

 

川部隊みなさま

陸部隊のみなさま

 

 

本当にありがとございます。

 

 

さて。

 

 

 

無事白線流しが終わり

いよいよ次は

 

 

「紐解」

 

結ばれたものは

そのエネルギーを持って、自分で歩く。

結ばれたものがあるから

ひとつひとつになっても大丈夫。

 

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

7/7神さまミッション「メクリメク白線流し」記事一覧
【1】episod1
 

 

 

【2】part1:御祈祷から禊へ~7/7神さまミッション「メクリメク・イノチノハクセンナガシ」富士山

 

 

【3】part2:結ぶは愛と優しさ~7/7神さまミッション「メクリメク・イノチノハクセンナガシ」富士山