皆さん、こんにちは。
ソウルフルチャンネルの華香です。
今年のお盆は、
皆さんどのように過ごされましたか?
ご家族で集まった方、
お墓参りに行かれた方、
静かにご先祖さまを思いながら
過ごされた方もいらっしゃると思います。
一方で、帰省できなかった、
お墓参りに行けなかった、
仏壇がない、
何をすればよいのか分からないまま
お盆が過ぎてしまった……
という方もいらっしゃるかもしれません。
でも、どうか心配しないでください。
ご先祖さまとのつながりは、
8月13日から16日までの
数日間だけに限られたものではありません。
8月15日を過ぎた今、
この記事を読んでいるこの瞬間こそが、
あなたにとってご先祖さまを思い、
命のつながりを見つめ直す
大切なタイミングなのです。
今回は、
お盆をきっかけに私が受け取った
「ご先祖さまが、今を生きる私たちに
どうしても伝えたい5つのこと」
をお話しします。
最後には、
ご先祖さまと自分の命を結ぶ、
簡単な祈りの方法もご紹介します。
難しい作法や特別な道具は必要ありません。
ぜひ、ご自身の心を静かに整えながら
読み進めてみてください。
お盆は、ご先祖さまと命のつながりを確かめる時間
お盆は、正式には
「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、
亡くなった方やご先祖さまをお迎えし
供養して、再び送り出す期間とされています。
地域によって
7月に行うところもありますが、
一般的には8月13日から16日までが
お盆の期間です。
13日は「迎え火」によって
ご先祖さまをお迎えし、
14日、15日を共に過ごし、
16日の「送り火」で
あちらの世界へお送りする
という流れがあります。
ただし、
日本には仏教が広まる以前から、
ご先祖さまを大切にし、
今を生きる自分たちの
命の根源として敬う信仰がありました。
亡くなった方は
完全に消えてしまうのではなく、
一定の時間を経て祖霊となり、
家や子孫を見守ってくださる。
そうした日本古来の祖霊信仰と
仏教が結びつき、
現在のお盆の文化になっていった
とも考えられています。
私たちは、
突然この世界に現れたわけではありません。
父と母がいて、
その父と母にもまた父と母がいて、
数え切れないほどの命がつながった先に、
今の私たちがいます。
ですから、
ご先祖さまをお迎えする目的は
何か願いを叶えてもらうことだけ
ではありません。
自分の命がどこから来たのかを思い出し、
ご先祖さまと自分との結びつきを確かめ、
この命をどのように生きていくのかを
見つめ直す。
お盆は、
そのための大切な節目なのです。
お盆を過ぎてからでも、思いは届きます
私の兄は亡くなっており、
来年で七回忌を迎えます。
また、
父や祖父母など、亡くなった身内や
ご先祖さまたちとのつながりを、
この時期になると
特に強く感じることがあります。
私の娘は、目に見えない存在を
敏感に感じ取りやすい体質なのですが、
お盆の時期になると
「家の中がいつもより少しにぎやか」
「仏壇や神棚の辺りに、
いろいろなエネルギーを感じる」
と話すことがあります。
お盆は、目に見える世界と
目に見えない世界の距離が、
いつもより近くなる時期
なのかもしれません。
そして今回、ご先祖さまたちから
「ご縁のある皆さんに、
どうしても伝えてほしい」
と強く感じたことがありました。
それは、次の5つのメッセージです。
1.あなたの思いは、ちゃんと届いている
最初に伝えられたのは、
「あなたの思いは、ちゃんと届いているよ」
ということでした。
お盆に帰省できなかった方、
お墓参りに行けなかった方もいるでしょう。
仏壇がない、
正しい供養の仕方が分からない、
家族との関係やさまざまな事情によって、
思うように行動できなかった方も
いらっしゃると思います。
でも、供養は立派な形式や
大きさで決まるものではありません。
大切なのは、
ご先祖さまへ心を向けることです。
亡くなった方の名前を呼ぶ。
その方の顔を思い浮かべる。
家族に、その人の思い出を話す。
好きだった食べ物を思い出す。
「ありがとう」と心の中で伝える。
それだけでも、
思いはきちんと届いています。
映画『リメンバー・ミー』では、
亡くなったご先祖さまたちが
橋を渡って家族のもとへ帰ってきます。
その橋を渡るために必要なのは、
今を生きる人たちが
自分のことを覚えていてくれること
でした。
もちろん、日本のご先祖さまが
「忘れられたら会いに行かない」
と言っているわけではありません。
けれども、
自分のことを覚えていてくれる、
名前を呼んでくれる、
家族の中で話題にしてくれることを、
ご先祖さまはとても喜んでくださる
のだと思います。
ですから、
「お墓参りに行けなかったから申し訳ない」
と、自分を責めなくても大丈夫です。
お盆を過ぎた今からでも、
静かに手を合わせて思い出してください。
その瞬間に、
あなたとご先祖さまの命の橋は、
もう一度結ばれていきます。
2.家系の苦しみまで受け継がなくていい
2つ目は、
とても大切なメッセージです。
「家系の苦しみまで、
あなたが受け継がなくていい」
ご先祖さまは、
はっきりとそう伝えてくれました。
これまで多くの方のご相談を受けたり、
ミディアムシップによって
亡くなった方からのメッセージを
お伝えしたりしてきましたが、
今を生きる私たちの中には、
家系の苦しみを無意識に背負っている方が
とても多いと感じます。
例えば、
女性ばかりが我慢する。
自分より家族を優先しなければならない。
お金を持つことに罪悪感がある。
幸せになると、誰かに申し訳なくなる。
愛されても、
いつか捨てられるのではないかと不安になる。
何でも一人で抱え、人に頼れない。
「先祖代々そうだから仕方がない」
と諦めてしまう。
このような苦しみを、
自分も同じように繰り返さなければならない
と思っていませんか?
けれども、
同じ苦しみを再現することは、
ご先祖さまへの供養でも忠誠でもありません。
ご先祖さまの時代には、
選びたくても選べなかった
生き方がありました。
女性だからという理由で夢を諦めた方、
家族のために自分の気持ちを抑えた方、
経済的な事情で学べなかった方、
行きたい場所へ行けなかった方も
いたでしょう。
その苦しみまで、
今のあなたが引き継ぐ必要はありません。
あなたの代で、
終わらせていいのです。
「私は自分を犠牲にする生き方を、
私の代で終わらせます」
「女性だけが我慢する家系の流れを、
私の代で終わらせます」
「お金に苦労し続けるという思い込みを、
私の代で終わらせます」
「家族の不仲を、私の代で終わらせます」
「人に頼れず、何でも一人で抱える生き方を
私の代で終わらせます」
そう決めることは、
ご先祖さまを否定することではありません。
ご先祖さまから受け取った命を、
さらに良い方向へ発展させることなのです。
3.あなたが幸せになることが、供養になる
3つ目に伝えられたのは、
「あなたが幸せになることが、
私たちへの供養になる」
ということでした。
ご先祖さまが生きられなかった時代、
選べなかった生き方、
叶えられなかった願いがあります。
けれども今の私たちには、
以前よりも多くの選択肢があります。
学ぶことができる。
移動することができる。
自分の思いを表現することができる。
仕事を選ぶことができる。
好きな人と人生を歩むことも、
一人で生きることもできる。
新しい夢に挑戦することもできる。
もちろん、現代を生きる私たちにも、
さまざまな制約や苦しみはあります。
それでも、
ご先祖さまが持てなかった自由を、
私たちは少しずつ受け取っています。
その自由を、
自分の命を発展させるために使ってほしい。
ご先祖さまは、そう願っています。
夢を叶えることも、命への感謝です。
豊かになること、
笑うこと、
誰かを愛すること、
好きなことを学ぶこと、
行きたかった場所へ旅行することも、
すべて命を喜びに変える行為です。
ご先祖さまが見たいのは、
あなたが苦しみ続ける姿ではありません。
受け継いだ命を使って、
あなたが喜び、笑い、
自分らしく生きている姿なのです。
4.自分の人生を、もう後回しにしないで
4つ目のメッセージは、
「自分の人生を、
もう後回しにしないで」
というものでした。
特に昭和の時代を
生きてきた方の中には、
自分を後回しにすることが
習慣になっている方が少なくありません。
「家族が落ち着いてから、
好きなことをします」
「子育てが終わってから始めます」
「親のことが済んでから考えます」
「お金が貯まってから挑戦します」
「もう少し時間ができたら」
「もっと自信がついたら」
そう言いながら、
何年も自分を待たせてはいないでしょうか?
もちろん、
今すぐすべてを投げ出して、
人生を大きく変える必要はありません。
けれども、
肉体を持って経験できる時間には
限りがあります。
だからこそ、ご先祖さまは
「明日できる小さな一歩から始めてほしい」
と伝えています。
読みたかった本を1冊注文する。
行きたい場所を調べる。
学びたい講座の資料を見る。
会いたい人に連絡する。
休みたかったら、きちんと休む。
食べたかったものを味わう。
好きな花を飾る。
その小さな一歩が、
「私は私の人生を生きます」
という命への宣言になるのです。
5.あなたの人生は、あなたが決めていい
最後のメッセージは、
「あなたの人生は、
あなたが決めていい」
ということです。
私の亡くなった身内たちも、
よくこのように伝えてくれます。
「お前の好きなように生きていいんだよ」
「よく頑張っているね。ちゃんと見ているよ」
「どのような道を選んでも、
私たちは応援しているからね」
ご先祖さまは、
あなたの人生の決定を
代わりにする存在ではありません。
結婚、離婚、仕事、引っ越し、
人間関係、これからの生き方。
人生には、さまざまな選択があります。
そのたびに
「先祖がどう思うだろう」
「家族に申し訳ない」と考え、
自分の選択を後回しにする
必要はありません。
あなたの命をどう使うかは、
あなた自身が決めてよいのです。
本当のご先祖さまとのつながりは
依存するためのものではありません。
「自分の足で生きる力」
を受け取るためのつながりです。
ご先祖さまは、
あなたが自分の心と命を信じて
歩き出すことを、
静かに見守ってくださっています。
お盆を過ぎた今からでもできる5つのこと
では、ここからは、
ご先祖さまへの思いを
具体的な行動にするための方法を
5つご紹介します。
どれも、
お盆の期間だけに
限られたものではありません。
今日からできることを、
1つだけでも行ってみてください。
1.お水やお茶、好きだったものを供える
仏壇がなくても、
清潔な場所にお水やお茶を置き、
亡くなった方が好きだった食べ物を
少量供えてみてください。
豪華なものを
用意する必要はありません。
大切なのは、
形式よりも心を向けることです。
ご家庭や宗派、
地域の習慣がある場合は、
そちらを大切にしてください。
2.父方と母方、両方のご先祖さまへ感謝する
私たちの命は、
父方と母方、両方のご先祖さまから
届いています。
知っている方だけでなく、
名前も顔も分からないご先祖さまたちにも、
心を向けてみてください。
「私に命をつないでくださった、
父方、母方、すべてのご先祖さま。
ありがとうございます」
このように伝えるだけで十分です。
3.家系から受け取った「良いもの」を3つ書く
家系の苦しみだけではなく、
受け継いだ良いものにも
目を向けてください。
例えば、
働く力、明るさ、粘り強さ、料理の才能、
芸術性、直感力、人を思いやる心などです。
「私には何もない」
と思わないでください。
小さな特徴も、
ご先祖さまから受け継いだ
大切な贈り物かもしれません。
ぜひ3つ、紙に書き出してみましょう。
4.自分の代で終わらせるものを1つ決める
家系の中で繰り返されてきた苦しみや、
自分がもう手放したい生き方を
1つ決めてください。
自分を犠牲にすること。
断れないこと。
言うだけで行動しないこと。
休むことへの罪悪感。
本音を伝えられないこと。
お金に苦しみ続けるという思い込み。
「これを私の代で終わらせます」と
言葉にして宣言してみてください。
私自身も、
家系の中にあったお金の苦労を見つめ、
「お金がないという流れを、
私の代で終わらせます」
と決めました。
決めることによって、
現実の選択や行動も
少しずつ変わっていきます。
5.自分を喜ばせる行動を1つする
好きな食事をする。
花を眺める。
散歩に出かける。
旅行の計画を立てる。
学びに申し込む。
大切な人へ連絡する。
どんなに小さなことでも
構いません。
以前、私は娘と母の3人で
お寿司を食べに行ったところ、
会計が偶然「8888円」でした。
3人で「すごいね」と喜びながら、
おいしく食事をしたことがあります。
このように、
家族と笑いながら食事をすることも、
立派な供養だと私は思っています。
ご先祖さまを思う時間を、
悲しみや我慢だけの時間に
しないでください。
あなたが自分を喜ばせることは、
受け継いだ命を喜ばせることでも
あるのです。
ご先祖さまを意識すると起こりやすいこと
ご先祖さまへ心を向けると、
夢の中に亡くなった方が
現れることがあります。
夢の内容を細かく分析するよりも、
目覚めた後に残った感情を
大切にしてください。
温かかった。
安心した。
会いに来てくれたように感じた。
そうした感覚があれば、
その方を思い出し、「ありがとう」
と伝える機会にしてみましょう。
反対に、苦しい、怖い、悲しい
という感情が残った場合は、
家族やその方に対する未完了の思いが、
自分の内側に残っているのかもしれません。
無理に意味づけをする
必要はありませんが、
自分の感情を静かに見つめる
きっかけにしてみてください。
そのほかにも、
忘れていた人や出来事を急に思い出す。
昔の会話や家族旅行、口癖や声が浮かぶ。
お線香や花、整髪料など、
懐かしい香りを感じる。
その人が好きだった歌や食べ物が気になる。
写真や手紙、形見が偶然見つかる。
夫婦関係、親子関係、相続、介護など、
家族の問題が急に気になる。
家や玄関、台所を片づけたくなる。
このようなことが起こる場合もあります。
家族の問題が意識に上がってきても、
「ご先祖さまが問題を起こしている」
と怖がらないでください。
普段は見ないようにしていた
家系の課題に気づき、
自分の代から変えていくタイミング
が来ているのかもしれません。
また、急に片づけたくなるのは、
自分の古い記憶や役割を整理し、
今の自分とご先祖さまとの関係を
結び直しているサイン
とも考えられます。
特に台所は、
命を養う食事を作る場所です。
古い鍋やフライパンを手放したくなったり、
台所をきれいに整えたくなったりしたときは、
「これからは自分の体と命を、
もっと大切にしていこう」
という内側からのメッセージ
なのかもしれません。
ご先祖さまと自分の命を結ぶ祈り
最後に、
ご先祖さまと自分の命を結ぶ、
簡単な祈りをご紹介します。
お盆を過ぎていても、
まったく問題ありません。
あなたが「今、祈りたい」
と思ったときに行ってください。
まず、足の裏を床につけます。
背筋を、無理のない範囲で
すっと伸ばしてください。
背骨は、
一つひとつの骨が積み重なっています。
その姿を、
代々つながれてきた命
に重ねてみましょう。
次に、右手を胸に置きます。
左手は、
おへそから指3本ほど下にある
丹田へ置いてください。
そして、鼻から静かに息を吸い、
口からゆっくりと長く吐きます。
これを3回繰り返してください。
呼吸が整ったら、心の中で、
または声に出して、
次のように伝えます。
「私に命をつないでくださった、
父方、母方、すべてのご先祖さま。
今日まで命をつないでくださって、
ありがとうございます」
名前や顔が浮かぶ方がいれば、
その方にも
「ありがとうございます」
と伝えてください。
何も浮かばなくても問題ありません。
その後、古神道に伝わる言葉、
「トホカミエミタメ」
を、ゆっくり3回唱えます。
この言葉には諸説ありますが、
遠い神々やご先祖さまに心を向け、
お守りと導きを願い、
微笑んで見守っていただく
祈りの響きとして
大切にされてきました。
「トホカミエミタメ」
「トホカミエミタメ」
「トホカミエミタメ」
最後に、
「私は、この命を大切に生きます」
と決めてください。
特別な感覚がなくても大丈夫です。
涙が出ても、
何も感じなくても構いません。
大切なのは、
自分の命が多くの命のつながりによって
今ここにあることへ心を向けることです。
ご先祖さまが本当に望んでいること
ご先祖さまが望んでいるのは、
あなたが同じ苦労を
繰り返すことではありません。
罪悪感を抱え続けることでも、
自分を犠牲にすること
でもありません。
自分らしく、
受け継いだ命を発展させていくこと。
喜び、学び、愛し、豊かになり、
自分の人生を生きること。
それが、ご先祖さまへの
何よりの供養になります。
8月15日も、
送り盆も過ぎました。
けれども、
命のつながりに期限はありません。
お墓参りに行けなかったとしても、
何もできなかったと感じていても、
今日、ご先祖さまを思い出したなら、
その思いはもう届いています。
この記事を読んだ今日を、
命の使い方を変える節目
にしてください。
家系の苦しみではなく、
家系から受け取った力や優しさ、
才能、喜びを、
これから先へつないでいきましょう。
そして、どうか忘れないでください。
あなたの思いは、
ちゃんと届いています。
家系の苦しみまで、
受け継がなくていいのです。
あなたが幸せになることが、
ご先祖さまへの供養になります。
自分の人生を、
もう後回しにしなくていいのです。
あなたの人生は、
あなたが決めていい。
ご先祖さまたちは、
あなたが受け継いだ命を大切に使い、
自分らしく生きていく姿を、
いつも温かく
見守ってくださっています。



