*猫花し*見守る愛犬に私たちと -3ページ目
大阪中之島国立国際美術館にて日本・オーストリア
外交樹立150周年を記念した
ウィーン・モダンクリムト、シーレ 世紀末への道 を
鑑賞してきました。
東京は国立西美術館にてハプスブルク展開催中協力してもらいましたお留守番ありがとう
滅多に見れない至宝が鑑賞出来るとあって、2時間近く居ました。
マルティン・ファン・メイテンスの≪マリア・テレジア≫
巨大肖像画がお出迎え。さすが女帝 上には幼い皇帝ヨーゼフ2世。
オーストリア系ハプスブルグ(男系)最後の君主
ルイ16世王妃マリー・アントワネットの母
ナポレオン王妃マリア・ルィーザの曽祖母
ウィーンの風景画が美しく、とても細密でした。
ルドルフ・フォン・アルトの≪ウィーン、シュテファン大聖堂≫
右は≪クリスマス時期≫
人気画家グスタフ・クリムトの≪エミーリエ・フレーゲの肖像≫
私は駆け出しの頃の作品が好きかな。劇場画を頼まれたのに
実在の人物を描いたらしい
≪旧ブルク劇場の観客席≫とか
≪寓話[アレゴリーとエンブレム]のための原画≫とかね。
イソップ寓話に基づいてます。巻物にペンを持つ女性は知識の象徴 ねずみの恩返し=「恩は返ってくる」
狐と鶴のご馳走=「配慮が必要」
背景が真っ暗と花咲く道に分かれてて平和な共存の必要性を説いてる 解説文はないけどたぶん 若い二人の夢中になる≪愛≫は日本画手法の金箔が綺麗でしたが、
暗闇が怖くってね・・・
死や滅びの象徴や、ジュエリーのような意味があるもの、
エロティクな雰囲気を隠蔽する
装飾性の高さなど、
クリムトって何者の私でも魅了される素晴らしい画家でした
↓フランツ・フォン・マッチュの≪シェーンブルン宮殿書斎での
皇帝フランツ・ヨーゼフ1世≫
右上の額に悲劇的な死を遂げた皇后エリーザベト。左を見ると・・・
えドビー置物でしょうけど(笑)ハリー・ポッターはこんな所から なんてね
ヴィルヘルム・ベルナツィクの≪炎≫は、今にも燃え上がりそうで
主人とずっと見てしまいました。
遠くから見たら炎だけど違うよう。 なんだろう
作品に込められたメッセージを感じ取ったり思いを巡らせたり・・・
可愛い犬や猫を見つけたり フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミラー≪祖父の誕生日祝い≫
この画家の絵は心が和みました
モーツァルトの眼鏡や夜会の絵画もありましたよ。
絵画のみならず、建築、インテリア、
ファッションなど、芸術文化の
全容がわかる総合展になってて、
見どころ満載で楽しかったです
エミーリエ・フレーゲの肖像のみ撮影可あとは図録とポストカードから
次回は猫さまを😅