子宮蓄膿症 | *猫花し*見守る愛犬に私たちと

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自ら保護した猫の成長ブログ
(飼い主の日記もあり)


病院で教えてもらったこと、調べたことを記録しておきます。

子宮蓄膿症になって腫れて悪化すると、子宮が破裂して膿(細菌)が腹腔内に飛び散ります。
子宮蓄膿症の膿は98%は大腸菌。
O157など色々な型があって毒性が異なり、感染した菌により症状や白血球数などの検査データに差異が見られます。
子宮蓄膿症の段階はもちろん、子宮破裂しても、特に異常がない子もいるようです。

樹里が「おかしい」と思ったのは、トイレに何度も行っていたから。
「また拾い食いかな?」と勝手に思っていた。
それでも病院に連れて行こうと思っていたら、朝方吐いていきなり動かなくなった。

病院ではいつも、すべてお任せで検査していただいています。
白血球が少し増えていましたが、超音波検査(エコー)で疑わしいとわかり、緊急手術となりました。
生理でもないのに出血があった?と先生に聞かれました。
樹里はヒート中でわからず・・・。

あと1日様子を見てから病院に連れて行こうと思ったり、超音波検査をしていなければ、手遅れだった可能性があります。

免疫系が正常ではないので、腹腔内に飛び散った膿(細菌)は血液中にも入り込み、腹膜炎、膿毒症、腎臓障害、多臓器不全、敗血症などを引き起こして死に至る。

樹里は腹膜炎になりかけだったと言われました。
手術がうまくいっても免疫系が正常にならないと、しっかりとは回復してこないそうです。
白血球数が増える事を祈りつつ、抗生物質で全身に巡っている菌と今戦っています。

子宮蓄膿症は、避妊手術をしていないメス高齢犬の要注意の病気の1つ。

4歳まで子供を作る気でいまして、その後麻酔で亡くなったワンチャンがいて、躊躇って避妊しなかった。
避妊しておけば、こんなに苦しませることはなかったのに・・・と後悔しています。

飼い主が、我が子(犬)の事をよく考え、少しの変化でも気付いてあげなければいけない事を、改めて思いました。
これが意外と難しいのよね・・・