両親の家に行ったら
まりりん(母親)がいきなり
「私は昨日から“ふくしまさん”になってる」
ふくしまさん
なんだすか、それ
「私は誰と聞いたら“隣のふくしまさん”やって」
と、寝ている父親を指差した。
原発のテレビ観て“ふくしま”が頭にあるんちゃう
と言ったら、まりりんと私の夫(父親が痴呆症だった)は首を振った。
「過去の誰かと勘違いしてるねん」
過去の記憶で判断しているらしい。
“隣のふくしまさん”は実在するんですかっ!!!
父親(83歳)は去年から痴呆症になってしまった。
年末に皆で試した時には、妻の名前も私ら子供の名前もちゃんと覚えていたのに(私の夫の名前は忘れてたけど)私も忘れられてるんとちゃうやろか
父親は熟睡していたので試していない。
もし忘れられていたら・・・・・辛いなぁ
夜は喚くわ、過去の亭主関白(相当怖い父親でした)は出るわ、介護も大変みたい。
それでも“隣のフクシマさん”として柔軟に介護しているまりりん、えらいわー