ノーカー(農家)ライフ A farmer (Noka)'s no-car life. -7ページ目

ノーカー(農家)ライフ A farmer (Noka)'s no-car life.

イナカに暮らしてロシア語通訳と趣味の園芸やってます。
仕事とくらし、都会とイナカの問題、ノーカーライフの様子をお伝えします。

 

  前回、ご近所の親切を日常的に受けて、イナカって生きやすいと書いた。何気なく発したことばだけれど、言挙げして一つ気づいた。

 

    В предыдущем я сказал, что жить в глубинке очень удобно.

    Почему? Потому что многие вопросы в жизни решаются по знакомству с соседами. Я попросил одного сосельчана достать навозное удобрение. Оно (объем огромный) уже у меня. Другой вдруг позвонил, сказал, "тебе дать бревна для посадки мицелия? Я рубил деревья в лесу, бревна куда деть? У меня уже грибов по горло." И они уже есть на моем участке.

     Я уподобил это обстоятельство футбольному матчу на домашнем поле.  Соседи "болеют за тебя", помогают.

 

    В крупных городах не так.  Например, ты уволился, ищешь новую работу, идешь на собеседование. Если не сможешь красноречиво апеллировать себя, тут все. Опять с нуля. Успех там обусловлен тем, что ты сам овладеешь всякими видами умения.  Так во все моменты жизни. Ты один на чужом поле.

 

   В деревне соседи ищут знакомого, который готов принимать тебя на работу. Часто они тебя защищают, говоря, например, "он, конечно, молчун, но человек добрый. Будет хорошо работать". Так сразу все решается. Это самая "игра дома".

 

 生きにくい世の中とは、周りに自分を知ってくれている人や味方がいない孤独な社会なのではないだろうか。サッカーや野球に例えれば、アウェーの試合。

 

 

一例を挙げる。会社のリストラに遭い無職になったとする。イナカのように周りの人が顔見知りなら、再就職の世話をしてくれる人が珍しくない。その時、「この人は口下手なんだけど、まじめでいい人だから」なんて口添えもしてくれることだろう。その人自身につてはなくても、別の人を紹介してくれることもある。心強い応援団のいるホームグラウンドだ。こうしてすんなり仕事に就くことができる。待遇がそんなに良くなくても、急場はしのげる。

 

 

味方がいなければ、一人で求人を調べ、口利きなど期待できるわけもなく、面接での一発勝負。たとえまじめでいい人柄であっても、短時間に上手に表現できなければ、ドライに不採用となり、振出しに戻る。完全アウェーの孤軍奮闘。面接のコツだとか、様々なノウハウ本や攻略本をたよりに頑張る。たくわえがなければ、すぐに路上生活者になる危険もはらんでいる。

 

 

このように、「生きにくい世の中」とは、味方がいなくて、就職はもちろん、恋愛・子育てなどの人生のイベントすべてをアウェーでやるということ。乗り切るには、強く思いを定め、すべての高いノウハウを自分で身につけなければならない。この調子で就活、婚活、子育てはては終活とてもしんどいと思う。

 

町内会の懇親会で毎回出る漬物。近所の人の差し入れ。これがまたうまい! 材料も家庭菜園だし。

Соленые овощи домашние.

 

家では、行者にんにく入り餃子!

Китайские пельмени с черемушой.

 

 

 

イナカに引っ越して4度目の春が来た。

Встречаем четвертую весну после переезда в сельскую местность.

クロッカスの花が咲いた。

 

「イナカは不便だ」と言われる中、比較的順調になじめたと思う。

 

ある日、家から郵便局に向かって歩いていると、町内会の役員さんに声をかけられ、立ち話。

 

別れてからすぐ馴染みの酒屋に通りかかり、店番のおばあちゃんとまた話。

 

 商店街では電気屋の元気な奥さんと出くわし、また立ち話。

 

周りの人がみんな知ってくれているこの心地よさ。

 

出張で出かける日、大きな書類鞄を抱えて駅に急いでいると、うしろからクルマが追い越しざまに停車して、中から息子の友達のお母さんが、

 

「駅までですか?ついでだから乗っていきませんか」と声をかけてくれた。

 

そのお友達はわがシャドーキンダーガーデンの常連で、乗り込むとお母さんは「いつもおせわになっちゃって」とたいそう有難がってくれる。

 

乗せてくれるのも、お互い様ということなのだろう。

 

おとーちゃんは、土地を譲ってくれた人を介して、いろいろな人と知り合った。

 

そのおかげで、煙突や倉庫は普通に業者に頼むより安くついた。

 

町内のいろいろな活動に顔を出すうち、「なんでも足りないものがあったら声かけてくれよ」と言ってくれる人もできた。

 

おそるおそるたい肥をねだってみたら、その人の口利きでこの通り格安で大量に手に入れた。

 

 たい肥を運んできてくれた人は、初対面だというのに、農場でとれたという山ワサビをくれただけでなく、

 

「こんだけの畑を起こす(地起こしする)のも大変だなあ。近くの畑もたがやしてっから、ついでに来てやるわ」

 とまで言ってくれる。

 

 また、今日畑仕事をしていたら、いきなり電話がかかってきて、

 

 「あんた、キノコ植えてたよな。ほだ木が60本あるんだけんど、いらんかや」

と近所のおじいさんが声をかけてくれる。

 

 「いただきます!」と喜んだのはいうまでもない。人の親切が身に染みる。

 

 イナカって、生きやすいじゃないか!

 今週は、畑の大改造。

 

 ぶどう棚を解体して、縦にした。棚だと、中腰で摘果や収穫しなきゃなんないので、腰痛持ちのおとーちゃんにはつらい。

 

 これで果樹園の作業が楽になる。

 

行者にんにくの初物です。

 

 

 

 

今日も息子の友達が遊びに来た。

 

シャドーキンダーガーデン(影の学童保育)大盛況。

 

今は4-5人がかわるがわる遊びに来る。

 

Я лично назвал свой дом "теневым детосадом". Потому что 4-5 ребят (друзья сына) теперь регулярно посещают нас. В сельской местности работают и мужья и жены, они не каждый день могут смотреть за детьми. Мы принимаем детей 2-3 раза в неделю.

 

長ネギの苗。

Лук.

 

実は3月初めに植えたのは、種が古かったのか、芽が出なかった。

 

改めて植えなおし。二つ折りになって芽吹くのが面白い。

Интересно, он восходит в согнутом положении.

 

雪が融けて、畑づくりが本番だけど、

 

去年、本業が大盛況だった上に、例年より1か月以上早い11月上旬には根雪になったため、

 

片づけていない仕事がいっぱいある。今年はそこから始めなければならない。

 

Осталось много незавершенных в прошлом году работ, так как уже в ноябре участок покрылся снегом  полностью.

 

ゴミ焼きもその一つ。

 

Жигание отходов,

 

ほかにも、

 

倉庫の整頓、掃除(これだけでも2日はかかりそう)。

Навести порядок на складах,

 

豆ガラとり。

Очистка сои.

 

ハスカップの剪定。

Обрезка ветвей  жимолости для омоложения

 

原木の玉切り。

Резька бревен для дров.

 

雪解けが遅かったから、まだのんびりとりかかったばかり。

 

平年並みに3月中に雪が融けていたら、大慌てになるところだった。

 

これも忘れてた。

 

Также не успел собрать урожай лопуха в прошлом году.

 

ゴボウ掘り。越冬ゴボウは甘くなった?

 

右端は3年前に植えた山ワサビ。まずまずの大きさになった。

いったん暖かくなったけど、今日から2-3日天気が悪い。

Вчера было потепление, а сегодня погода опять похолодала.

 

 

実は、この地方は、

雪が消えてから、本格的に暖かくなる5月半ばまでは、

風が強い日が多い。

 

В этой части Хоккайдо преобрадают ветреные дни после таяния снега до наступления настоящего потепления , которое приходится на середину мая.

 

 

写真じゃお伝えできないけど、今日もゴーゴー風が吹いている。

Так ревет холодный ветер.

 

 

雨がほとんど降ってないので、畑にたい肥撒いて、

ハスカップの剪定をしようと思ったけど、やーめたっと。

 

 

雪が消えるのが遅く、すでに去年より1週間以上作業が遅れているけど、寒いからね。

 

昨日ハウスの中だけはたい肥と石灰撒いて地起こしを終えました。

GWにはいろいろ植えるからね。

 

Вчера я уже перепахал землю на площади парника. В конце месяца я тут посажу разные культуры.

 

 

実家と北海道を往復する間に、早くも1年の4分の1が終わってしまった。

 

この間、大工仕事も畑仕事の準備も全くしていない。四半期の90日のうち、家にいたのは30日だけだったから。

 

Уже прошел первый квартал года.

За этот период я был дома всего 30 дней.

 

寒い冬で雪解けが遅くなったのが幸いした。これから6月初めまで畑づくりをしなければ。

 

そこで!

じゃーん!

 

大枚はたいて、新たにマシーン導入!

 

Для рационализации полевых работ я купил новую машину (ручной трактор).

 

これまでは、お隣さんのトラクターを借りて地起こしをしていたが、

やっぱいろいろ気を遣う。クルマに乗せてもらうこともたびたびなのに、甘えてばかりもいられない。

 

去年から購入を検討して、今日隣町の農機具販売店に電話を掛けたら、

在庫があってすぐ配達できるということなので、

即座に決定!

 

販売店は、うちの町にも営業でよく来るというから、調子が悪くなってもすぐ相談できる。機械が苦手なおとーちゃんも心強い。

 

これでいつでも自分の好きな時に地起こし、畝立て、除草なんでもできる。

 

今年はコイツでブイブイいわすぜ!!

 

 

で、食卓は、フキノトウの初物。

 

山菜三昧の日々がやってきた!!

 

Белокопытник. Японцы едят его в таком виде (жареный в кляре).

3たび関西の実家に帰省。今回は2週間。

Находился в родном городе в третий раз в этом году.

故郷ではかつめしの像も建った。

 

春の足取りが遅く、桜は満開とはいかず。

 

 

この間、仕事をかかえつつも、ホームに入った老父の面倒を見ることができ、法事も墓参りも全部できた。老父の方はなんとか落ち着いた。

За это время успел ухаживать за отцом, посещать могилу предков и присутствовать в поминальной службе и трапезе.

 

フリーランスの良さは何といっても自由の利くところ。

勤め人だったらいっぺんにこれだけの時間はとれない。

もっと行き来しなきゃなんなかったろう。

Преимущество индивидуального предпринимательства заключается в свободе во времени.

Служил бы в компании или организации, не смог бы сделать все это за один раз.

 

きょうNHKの朝のニュースでは、フリーランスの働き方が増えてきているという報道があった。

空いた時間を有効に使い、特技を生かすことができる。

 

 

いわば個人商店だから、濡れ手に粟の巨利を得ることもない。肩ひじの張らない等身大な生き方だと思う。

 

通勤にかかる時間も、会議やミーティングも一切必要ない。仕事のルールや新しい試みも、思いついたらすぐに実行できる。収入も自分の頑張り次第でやりがいがある。

 

 

欠点は、安定が保障されていないところ。社会保障も心細い。

 

 

それでも、繁忙期でなければ毎日「半ドン」就業だし、休みは工夫次第でいくらでも取れる。

 

 

会社じゃがんばっていない人と給料が同じだったりするわけで(それも多分に「がんばっているつもりの人」の錯覚の可能性が半分はあるのだが)、そういうやっかみを持つこともない。

 

 

1年間のアガリの数字を見れば、自分の働きがいかに有効だったか、成果があったか、一目瞭然。反論の余地もない。等身大の自分が分かる。

 

 

一度やるとやめられないフリーランス。

 

 

この自由を謳歌するために、これからもがんばるぞ、と新年度に誓うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

道内某所の出張を終え、間髪入れず首都圏で仕事。

Командировался в Токио.

やっぱ首都以南は暖かいねえ。桜も来週にはぽつぽつ咲きそうだね。

Здесь конечно, тепло.

Сакура, по всей видимости, зацветет на следующей неделе.

 

で、東京での2日間の日程を終えた後、新幹線で今年3回目の帰郷。

 

ホームに入所した親父の様子を見に行くのが主目的だけど、

折よく小学校の同窓会をやっていたので、途中出場!

 

いろんなところに住んでいても、思い出を共有する人が1か所に集まれるのは素敵なことだねえ。

 

おとーちゃんはやっぱり小学校の時から北海道に行きたいと言っていたらしい。

 

こういう仲間同士で、お互いにアイデンティティをはぐくんでいったんだね。

 

После работы в Токио поехал в родной город, чтобы позаботиться об отце.  Заодно  встретился с одноклассниками начальной школы.  

 

 

出張もあとわずかで終わり~。

北海道に春が来ると、重い上着を脱いだような解放感がある。

 

 

雪国にあこがれて来たものの、30年近くも住んでいると、長い冬が終わって春が来るありがたさが分かってきた。

 

 

この時期はおとーちゃんはいろいろ考えにふけることが多い。

 

 

まず畑がある。今年はどこに何を植えようかと考える。それにあわせて、肥料をここにいくら撒こうとか、こまごまと。

 

 

そして本業。自営業は毎年アドベンチャー。去年まずまず稼げたからといって、今年も同じになるとは限らない。ゆるんだ心を引き締めなおすときでもある。

 

1年間のアガリにめどがつき、やれやれと肩から荷を下ろすのは、晩秋から12月。年が明けると、またゼロから。今年はやっていけるだろうか、と心配にもなる。今更勤め人には戻れない。50歳のオヤジをやとってくれる会社なんてないだろう。自営業は常にUターン禁止のエンドレスデンジャラスブリッジ。

 

 

ロシア語だけで大丈夫だろうかと不安になり、以前は春によく英語や資格の勉強なんか始めたりしていた。今更かい?もっと早くに勉強しとけよアホやなあと思いつつ。

 

 

本格的に暖かくなる5月から夏~秋の仕事が入り始め、あわただしくなる。畑仕事も忙しくなり、資格の勉強はそのままになる。そうやって無駄にした参考書・教科書のたぐいあまた。

 

 

一方で、フリーは毎年仕事で新しい人と出会うので、今年はどんな人とご縁があるだろうかと期待もある。

 

 

 プロスポーツ選手や歌手など、人気商売や個人事業に携わる人の中には、神仏に祈ったり、有名な占い師に相談したりする人が少なくないらしい。その気持ちがよくわかる。一つの選択ミスが命取りになる。一方で、どんな人とで出会うだろうという期待。運とか縁とかに敏感になる。

 

 

おとーちゃんも、独立してから神社によく足を運ぶ。賽銭を思い切りはずむこともある。先祖の墓参りも欠かさなくなった。なんか、手を合わせているときのほうが落ち着くのだ。

 

 

今まで商売は比較的順調だった。もちろんそうなるよう自分で努力したが、努力だけではどうしても説明しきれない。

 

 

やっぱりご先祖様と運のおかげなのだよ、人生は。自分でなんでもできる、してみせると思っていた若い時とは、180度変わった。おとーちゃんは年を取った。

 

桃の節句ですが、北海道はまだまだ寒い。

 

畑もまだこんな感じ。

 

ノウサギの足跡がある。途中でなんか変な歩き方をしているな。

 

 

 

函館に続き、ただいま道内某所に出張中。

 

寒い中、出かける前に長ネギの苗をつくるべく、種を植える。

 

長ネギは収穫するまで時間かかるからねー。今植えても食べられるのは7月くらい。

 

 

今年は長ネギの二毛作をやります。第2弾は4月に植えます。

 

 

 

まず倉庫で、がちがちに凍っていた培養土を砕き、発泡スチロールの箱に敷く。

 

 

1日室温で温めてから、種を植え、水をまく。

土が乾燥しないよう、新聞紙で蓋をして、さらに水で湿らせる。

 

玄関に置いてます。出張が終わって芽が出ているのを見るのが楽しみだ。

JR室蘭線で貨物列車脱線事故...

なんてこった。函館出張の前日だというのに。

おそらく今日も列車は動かないだろうな、とさっさと切符を払い戻したものの、

バスは満席。

Товарный поезд сошел с рельсов на ж-д магистрали между Саппоро и Хакодате.

Что делать? Я должен командироваться как раз в Хакодате.

Сдал билет на поезд. Хотел забронировать место автобуса.  Сказали, что билетов нет.

レンタカーで行くことにした。ハンドルを握るのはほぼ2年ぶり。

大丈夫なのか~?

Пришлось пользоваться прокатом авто.

За руль сел впервые за два года. Смогу ли я доехать?

有珠SA。ここで行程の約半分。

この湾の向こう側が函館。まだまだ遠い。

Проехал первую половину пути.

Хакодате находится напротив  меня за этим заливом. Еще далеко.

 

過去に親やヨメを連れて道内一円走ったことはあるが、冬道の遠出は初めて。

強風にあおられたり、つるつる路面をスリップしそうになったり、

吹雪で視界が悪くなったりした中を、文字通り手に汗握って走った。

スリル満点。やっぱクルマは慣れないと怖い。

Впервые ехал так далеко в зимнее время.

При порывыстом боковом ветре машину сносит, колеса стали буксовать на льду.

Ехал в плохой видимости, крепко держа руль. Ладони стали мокрыми потом.

目的地まであと15キロの七飯(ななえ)町で、ちょっと有名なラーメン屋に入ってみた。

イカスミラーメン。真っ黒だけど塩味。

Обед. Рамен в черном супе.

 

 

無事につきました。ロシア人女性2人と函館の夜景見物です。

スマホのカメラじゃこの美しさを伝えられないのがもどかしいけど、

この夜景は文句なしにイイです。故郷神戸の夜景よりずっと。文句なしに日本一。

 

Доехал!

Любуюсь ночной панорамой города с двумя представительницами прекрасного пола из России!