ノーカー(農家)ライフ A farmer (Noka)'s no-car life. -12ページ目

ノーカー(農家)ライフ A farmer (Noka)'s no-car life.

イナカに暮らしてロシア語通訳と趣味の園芸やってます。
仕事とくらし、都会とイナカの問題、ノーカーライフの様子をお伝えします。



3月になり、少しずつ暖かくなっていますが、まだ朝夕は氷点下。

北海道はこれから本格的な春までが長い。あと1か月半はあります。

Март. Постепенно теплеет, однако утром и вечером ртуть термометра спускается ниже нуля.


いよいよ野菜の備蓄が尽きようとしています。

ジャガイモだけはまだあと30キロほどあるけれど、

キャベツ、白菜、ニンジンなどはなくなりました。

あと残っているのは、ヤマイモ1本に大根2本。

Иссякают запасы овощей.

Остались лишь один ямс и два дайкона.

И еще 30 кг картошки.


収穫したときは、食べ切れるんかいな、と思うほどでしたが、

意外にたくさん食べているのだなあと改めて感心。

Когда собирали урожай осенью, думали, сможем ли мы съесть. Но съели почти все.


しばらくは、野菜も買わなければいけません。

ふきのとうが出るまでにもあと少しあるなあ。

Пока нам приходится покупать овощи, ведь еще надо ждать сезона сбора диких съедобных растений.


今シーズンは頑張って野菜の自給率80パーセントをめざそう!!

В наступающем сезоне я буду добываться повышения самообеспеченности овощами до 80%!




倉庫に積み上げていた薪がだいたいはけて、スペースができた。

これから棚を作って収納力を上げます。

ご覧のとおり、廃材を最大限活用。

全部新しい材料を買うと、お小遣いいくらあっても足りません。

地元の建築屋さんからもらいました。

こういう産廃ゴミは、処分するにもお金がかかるので、

ほしければいくらでもやると言ってくれてます。

Сейчас занимаюсь сборкой шкафа для склада.

Для этого я получил деревянные отходы (старые брусья) от местной строительной компании. Новые материалы дорогие.


日曜大工に使ったら、きれっぱしは薪ストーブで燃やし、灰は畑に撒いて石灰の代わりにする。

とーちゃんはとことん資源を使い切ります。




シカ肉料理第2弾。たれにつけて焼肉にしてみました。

から揚げはクジラ肉に似ていたけど、これはマトンに似ている。うまーい。

Жена подала на ужин жареную оленину.

Если вкус оленины в фритюре похож на китовое мясо (об этом я сказал на прошлой неделе), то жареная оленина - баранину. Нормально...



 3年目でもちろんとーちゃんも変わった。

 

引っ越すまで56年非常に忙しかった。ただでさえ、開業からこの方、仕事が楽しくて仕方がない。会社員時代は「○○会社の△△さん(△△はとーちゃんの名字)」てな具合に呼ばれ、会社の信用の上に自分の人格が載っかっている感じだった。独立してからは単に「△△さん」と呼ばれ、なんの後ろ盾もない男を、いろんな人が信頼してくれるのが嬉しくて、ぼぼぼぼーと燃えまくっていた。引き受けられる依頼はすべて引き受け、スケジュールがきつくてもぎゅうぎゅう詰め込んだ。昼間は通訳して、夜は別件翻訳を23本抱えていたり、一つの仕事が終わって次に移動中の列車の中で翻訳をしたことも何度もある。



В третьем году жительства в глубинке мой образ жизни тоже изменился.

До переезда в село я вел нездоровый образ жизни. Работал 12-16 часов в день. Постоянно чувствовал стресс.

Чтобы успокаивать себя, гулял вокруг дома очень часто. Мало спал.

 こんな生活を何年も続けていると、1日に34時間寝たらぱっと目が覚めるようになった。最初は、「これで1日の仕事量が増えるわ。ラッキー!」などと思っていたのだが、さらに1年もすると、本当に寝られなくなった。いつも胸が苦しく、ぐっすり眠りたくて、睡眠薬を処方してもらおうと心療内科にかかったら、



 「眠れなくなってから何日目ですか?1週間?あなた、この症状が2週間続いたら鬱ですよ」


と言われてしまった。


Так жил в городе несколько лет. В конце концов, я чуть не заболел депрессией.

 オレ、そんなキャラとちゃうやろ、と思ったが、医者が言うので仕方がない。処方された薬を飲み、ニンニクとイワシを食べて日光に当たり、休養を取ったら、ぎりぎりの12日目に胸のつかえがとれた。半年後に1度だけ、同じ症状が10日ほど続いたが、その後は再発していない。

 生活も相当荒れていたと思う。気分が落ち着かないので、1日に何度もマンション付近をうろつきまわり、まるで不審者である。用もないのにコンビニに立ち寄り、ほしいものがないからやむなく缶コーヒーを買っていた。缶コーヒーだけで年間2030万円は使っていたのじゃないだろうか。

ストレス食いをするタイプだから、胃袋にとことん詰め込んでしまい、体が重くなってくる。肩こりがひどく、座っていられないくらいになりどんなにストレッチをしても治らない。酒量が増え、7年間やめていたタバコを吸い始めたのもこのころで、以来まだやめられない。女房子供に節約しろとガミガミ言う割に、実はとーちゃんのタバコと酒が一番無駄なのである。

お金を使うのが気晴らしみたいになっていた。

ヨメに聞いても、「あのころは常にイライラしてて、話しかけづらかった」という。子供と遊ぶ余裕もなく、遊んでも気もそぞろで、全く神経が弛緩していなかった。


Жена говорит, что в то время стеснялась со мной говорить, так как я был постоянно в суетах.

鬱になりかかってから、やっぱ働きすぎはいかんなあと思った。折よくイナカに引っ越すので、それを境にメチャメチャなスケジュールを組むのをやめにした。若手にもできそうな仕事は、そっと卒業させてもらった。


После переезда в село я перестал плотно расписать свой график.

У меня хорошие клиенты, которые дают заказы на перевод даже за год до дня работы. Им я должен предоставлять максимально качественные услуги. Для этого надо отдыхать время от времени.

エージェントにわざわざ指名を入れてくれたり、半年も1年も前から依頼してくれたりするありがたいお客さんがいる。厳しい予算の中から、料金を確保してくれる方もいる。その方たちに、病んだ顔を見せるわけにはいかない。その最も大事にすべき仕事を軸にして、常に最高のパフォーマンスができるよう、余裕を持たせた。

 どこかの機関か団体だかが、年収と幸福度の関連を調べるアンケートをしてみたら、ある額を境に年収が上がるほど幸福感が下がっていくんだとか。

 とーちゃんの実感でも、その額あたりがシアワセの最大値だろうと思う。それ以上だと、翌年の税金の支払いに苦しみ、労使折半ではない健康保険がとんでもない額になって頑張った成果が実感できないうえに、生活の無駄が多くて荒んでくる。何よりも、体が疲れ、精神を病み、女房子供とまともに話をする暇がなくなる。こんな生活をもっと長く続けて行けば、行きつく先は火を見るより明らかだろう。

今は、朝起きたら畑の作物の様子を見に行き、鳥のさえずりを聞いて、朝ご飯。息子を学校に送り出し、ゆっくりコーヒーと新聞と朝ドラ。そのあと仕事に取り掛かる。昼ごはんのあと20分ほど昼寝(これがたまらなく気持いい!)。息子が帰ってきたら一緒におやつ。大きな依頼のない限り、日が落ちる12時間前にちょっと畑仕事(何も依頼がないときは、34時間畑仕事)。日が暮れたら晩酌をはじめ、イナカで何もないから夜9時には寝るという生活(このごろちょっと夜更かししているが)。もちろん出張の時は、めちゃ忙しくなるが、期限付きと思えば気が楽だ。

 とーちゃんの変貌は、心の余裕を手に入れたことなのでアル。


Сейчас я встаю рано утром. Гуляю по огороду, наслаждаясь чириканьем птиц. Завтрак. Провожу сына в школу. Читаю газету за кофе. После этого начинаю работать. Позволяю себе дремать после обеда. Когда заказа нет, работаю побольше в огороде.


Таким образом, я теперь живу спокойно.





今日は、道南のハンター女子Aさんから頂いたシカ肉を料理。

ヨメがから揚げにしてみた。

なんかなつかしい味がする。

そう、給食で大好きだったクジラ肉に似ていた!!

Жена готовила оленину, которую мне подарила молодая охотница.

Она по вкусу похожа на китовину!!

ちょうどもったいないの話になったので、続き。


Если уж речь шла об экономии семейного бюджета, хочу продолжить эту тему.



 ヨメは「もったいない」という言葉をめったに言わないけれど、実はヨメの実家は非常にモノを大事にする。


Дело в том, что теща очень бережно использует все вещи.


 子供ができてから、義母が折々に絵本やおもちゃをもってきてくれたが、絵本の印字は古いタイプのフォントだし、おもちゃもなんかノスタルジーを感じさせるものだった。


После рождения сына она время от времени дарила нам детские книги и игрушки.


 それは実は、ヨメが小さいときに買ったものだと知って非常にびっくりして、ヨメの実家に対してそれまで以上に敬意を抱くようになった。


Я был поражен, узнав, что теща их купила, когда жена была совсем маленькой. То есть, она купила для жены и сохранила их более 35 лет. И эти вещи сейчас выглядят, как новые товары. После этого события я стал больше уважать семью жены.


Японцы традиционно так берегли все вещи, потому что страна небогатая ресурсами. Однако, в наши дни такая дузовная ценность утеряна.


На таком уровне не были и мои родители, которые сторого внушали мне мысль о недопустимости вести расточительный образ жизни.


Таким образом, жена, по-видимому, тоже унаследовала эти ценностные ориентации, что сильно сокращает нагрузку семейного бюджета, несмотря на то, что она редко вслух говорит "жалко денег".


Она сегодня испекла торт на день рождения сына, оправдываясь последней дороговизной кондитерских.


Молодец!


 あるとき義父母といっしょにピクニックに行ったら、やっぱりどこか懐かしい感じのする、デザインの古い魔法瓶を持ってきていた。聞くと、買ってから40年使っているというのだ。


 絵本もおもちゃも魔法瓶も、大変丁寧に使ってきたので、型落ちの新品と言われても全く違和感がない。昭和ブームでなつかしいデザインの魔法瓶が今売り出されているのかと思ったくらいだ。



 その精神を子供もきちんと受け継いでいて、早くに結婚して先に子供を持った義妹が、使い古しのおもちゃなどを送ってきてくれる。おかげで家計が大助かり。


 とーちゃんも、父母祖父母からもったいない精神をたたきこまれたが、親もさすがにここまではできなかった。本もおもちゃも、とーちゃんがぼろぼろにしたからである。


 いずれにせよ、しつけのせいだろうか、とーちゃんはつねづね、「人間が一生の間に消費する資源やエネルギーはなんと膨大なんだろう」と思っている。これでは、地球が病んでも仕方がない。人間は、自分のことを悪く言いたがらないけれど、人類が滅亡しても、他の生き物はちっとも悲しまないだろう。それだけ、人間ははた迷惑な存在だから、できるだけ控えめに生きたほうがいいと思っている。だから、いくらお金がたくさんあっても、あまりあれこれ買う気がしない。


 もっとも、大の男が「もったいないもったいない」と女房子供にガミガミいうのは、けちくさくてあんまり見栄えがするものでもない。重々承知している。若いころは、当然女性にもてなくて苦労した。

 

 今日は、息子の誕生日のお祝いをしました(出張だったので2日遅れ)。


 ヨメが、朝早くから頑張ってケーキを焼いた。店では最近、小さなケーキでもひどく値段が高いと言い、「買うのがもったいない」というのである。


 ヨメが、関西人になってきた気がする。






 

 田舎に引っ越して
3年目。

 家族にも変化が現れたような気がする。一番変わったのはヨメ。


 Третий год жительства в глубинке.

Семья постепенно привыкает к жизни в этом городишке.

Сильнее всего изменилась жена.

Раньше она была типичной горожанкой. Работу в огороде совсем не нюхала. Боялась комаров и насекомых.

А сейчас она хорошо помогает мне в работе на поле. Когда я командировался осенью, она без моего приказа собрала весь урожаи сои, капусты, салата.

Меня больше всего поразило то, что она стала экономить топливо. Утром ждет без отопления момента, когда я зажигаю печь. Говорит "жалко расходовать лишнее топливо". Люди на Хоккайдо никогда так не думают...

都会にいたころは、スーパーで野菜を買って少しでもいたんだところがあると、ぶつぶつ文句を言っていた。実家の花壇作りも手伝ったことがないと聞いた。虫が苦手でもある。

 これで畑仕事の手伝いなど期待できるはずがない。素人がやれば、当然虫もある程度つくし、形の悪いものができる。畑は、あくまでも自分の趣味でやり、もし仕事や出張で種まきや収穫ができないことになれば、そのままほっておくしかないと思ってた。

 ところが。

昨年は10月からほぼ2か月間、家を空けていた。その間、こちらが頼んだわけでもないのに、大根、ネギ、キャベツ、白菜やニンジンの収穫をしてくれた。



量が多くないので、これはまだ想定内。


驚いたことに、大量の大豆、小豆の殻取りを全部終わらせていた。これは手作業だと大変手間がかかる。出張から戻ったら急いでやろうと思っていたのに。

ヨメはもともと虚弱体質で、食が細いから料理に関心がなかった。


そんな調子だから、結婚当初の料理はお世辞にもおいしいとは言えず、レパートリーもほんの少しだった。

今は、自家製大豆で、納豆を造り、先日はみそも仕込んだ。おととい出たおかずは、その味噌で漬けたタラの焼き魚だった。これがまーうまかった。豆腐を作ったら、残った卯の花はハンバーグ、コロッケ、卵焼きのかさ上げに利用している。札幌にいた時、卯の花の料理なんて全く出てこなかったのに。

自分たちの作った野菜を目の前にすると、自然にもったいないと思うのか。今は少々いたんだところがあっても気にしていないし、毎日クックパッドで料理を研究している。レパートリーがぐっと増えた。

マキストーブの有効活用にも目をつけ始めた。豆を煮るときや、煮物料理の時は、「ガスがもったいない」と言ってストーブの上に鍋を載せている。お茶を入れる時も、ストーブのやかんが沸騰するまで待つようになった。

朝は、とーちゃんが起きてマキストーブに火をつけるまで、暖房もつけずに待っている。これは最大の衝撃!

新婚当初、特に激しく喧嘩した原因が暖房費のこと。本州だと、暖房はピンポイントで、しかも最少限に温めるのが当たり前。郷里では、不景気だったときにひと冬を灯油ひと缶で済ませた知り合いもいる。自分も大学時代、ふた冬暖房なしで過ごした。その後も独身時代は室温15度で辛抱していた。結婚して、さすがに道産子に15度で辛抱せいというのも酷だ。寛大な気持ちで譲歩し、


「オレのヨメになったのが運の尽きだと思え。暖房は18度な」


と言ったら激しく食ってかかってくるので驚いた。道産子にとって暖房費は聖域で、これを「節約しろ」という言葉ほど、激昂するものはないらしい。

実際、酒の席である人に、「どうして道産子はあんなに部屋を暖めるんですか。CO2吐きまくり、環境によくないし、エネルギーがもったいないじゃないですか。関西人なら室温15度で耐えますよ」と言ったら、やはり猛反発を食らったことがある。「あなたは北海道の寒さを分かっていない!」とどえらい剣幕で怒られた(その時にはもう北海道に住んで20年たっていたんだが)。厳しい寒さに対する恐れが、遺伝子になって受け継がれているのだろう。

結婚1年目のシーズンは、このけんかに明け暮れた。そのうち子供を人質に取られ、なんだかんだと25度になっていて、とーちゃんの体もスポイルされた。今は帰省する度に、エアコンを最大出力にするので、とーちゃんが老親に怒られている。

そのヨメが、「朝起きて少し暖房付けても、とーちゃんが起きてきたらすぐマキストーブ焚くのでもったいない」とのたまうのである!!!それだけ、普通の暖房より、ストーブの方があったかいからでもあるが、ヨメの口から「もったいない」の言葉を聞くとは思わなかった。

環境は人を作る。そうなのよ。田舎暮らしの最大のメリットを生かすには、もったいない精神で生きないと。



地元のさびれた商店街に、お食事処併設の小さな食料品店がある。

祝い事の仕出しでもしたのか、そこに1匹分の鯛のあらがなんと200円で売ってた。


Японцы- рыбный народ. Они особо высоко ценят морской лещ (по-японски "тай"). Он полностью утилизируется. Поэтому, иногда в магазине продаются даже голова и кости за низкую цену (мясо, конечно очень дорогое, идет на суси и сасими. Небогатые обычные люди покупают мясо только на праздники и юбилейный день). Кости и плавники дают хороший навар. А как употребляется голова? Я покажу.


郷里は鯛の本場、明石の隣なので、久しぶりに鯛ごはんたべたーいと思って、即買い。

今日は、おとっつあんが腕を振るいます。


まず、頭を炭火で焼く。火が強すぎて真っ黒になっちゃった。

Жарят голову на угле.




焼けた頭から、肉をせせり落とす。左は残った骨だけど、コレも捨てません。まだしゃぶるところがあるので、酒の肴に。鯛は捨てるところがないんです。


Ножом и палочками соскабливают малую порцию мяса из головы.




胴と尻尾の骨からだしをとる。キッチンペーパーで濾すと、このように透き通ったいいだしがとれる。

Получился бульон из костей. Его процеживают через бумажный фильтр.




塩、薄口しょうゆ、みりんで味を調え、コメを入れてご飯を炊く。

Добавляют в бульон соевый соус, соль и сладкий саке.

Варят рис на этом.




炊きあがったごはんにさっきの身を混ぜ、出来上がり。のりをちらす。

刻んだゆず皮とか、山椒の実と葉っぱを載せるともっと見栄えがします。

ちょっと高級な小料理屋並みの味だよ、これは。(自慢)


В сваренный рис добавляют ту порцию мяса, полученную из головы рыбы. Хорошо смешивают.

Готово!

Думаю, очень хорошо получился!!


道産子のヨメはこの鯛ご飯を知らない。ふーんと納得顔で食べていた。

Кстати, люди на Хоккайдо неочень хорошо знают, как готовить тай. Эта рыба - южный вид.


たったの200円でも、けっこうリッチな気分になれるノダ。



あと、今年も自家製の大豆で豆腐を作りました!

冷奴と味噌汁です。ご機嫌の夕食でした。

Еще приготовили самодельный соевый творог (тофу) из сои, выращенной в огороде.

Вот блюда с ним.




 畑で採れた野菜などを友達や知り合いにあげると、ときどき、お返しを頂く。特に「交換条約」を結ぶ場合は別として、お礼はいらないとことわっている。こっちはあくまでも趣味だし、これまでお世話になったお礼の意味も含めて送っているから。でも大変ありがたがってくれて、なにやかやと送ってくれる人がいる。これはこれで非常にありがたい。


Я иногда получаю подарки от друзей, которым я посылал свои овощи, хотя я им говорю, что ничем не надо отблагодарить, потому что для меня занятие в огороде просто хобби.



 子供がいるので、いただくのは大抵お菓子。高価なクッキーやバームクーヘンをたくさんいただき、おかげで息子のおやつがひどく充実している。ちょっとぜいたくとちゃうか。


Чаще всего получаем сладость. Далее, саке, мясо, дорогие лапши и редко деткие костюмы. Все эти вещи сильно радуют нас.


Таким образом, овощи, которые вряд ли имеют высокую товарную ценность, превращаются в другие ценности с высокой добавленной стоимостью.


Так нам удается обогащать материальную жизнь даже без особого вложения денег. В отличие от простой покупки, такая меновая торговля (?), как правило, сопровождается обменом приветствиями и теплыми словами, чему я очень рад.



 先週書いたように、ハンター女子Aさんからは、カモ。これも希少なジビエ料理に変身。



 酒飲みなので、ビールということもある。



 ばあちゃんにイモや山菜を送ったら、故郷兵庫県名産揖保の糸(そうめん)がどどーんとひと箱返ってきた。夏はやっぱり冷やしそうめんでしょ。


 一番うれしかったのは、おさがりのキッズウエア。しかもブランド品!たいそう丁寧に着たらしく、新品同様だったのがありがたい。うちは、すぐ破いてしまうので、バーゲン品ばかり買っていた。子供服は高いし、成長して毎年買い替えなければならないので、ヨメが大喜び。去年今年ととても助かった。


 素人の作った商品価値の怪しい野菜が、高価な品物に化けて返ってくる。わらがみかんに、みかんが反物にと、どんどん高価なものになっていったわらしべ長者のような気分。


 ふと思った。


 お金がたくさんなくても、各家庭の強みを生かしたものを交換すれば、結構リッチな生活が送れるじゃないか。今、我が家の食事、酒の肴、子供のおやつは、人生最高の充実ぶり。別に稼ぎが増えたわけではない。だから、家計支出はむしろ減っている。




そして、貨幣と商品の交換と違うモノの交換のいいところは、コミュニケーションを伴う点。「ありがとう」「おいしかった」「うちじゃ使わなくなったので、いらない?」などなど、そういう一言一言のやりとりがうれしい。こうして、イナカに住んでいても、仕事以外の、わりといろんな人とコミュニケーションがとれている。



 モノの交換は、人の交流も生む。


(お返しをくれ、と催促しているわけじゃないですからね。)



さて。

今週は息子とかねてから約束していたかまくら造りです。

本当はもっと前に作るつもりが、なかなか雪が降らずこれまでのびのびに。


積んでおいた雪の山に毎日バケツの水を10杯ずつかけて凍らせました。

意外にかまくら造りって危ないんです。パウダースノーなんで固まりにくいんで。屋根がどさっと落ちてくると大けがをする。


Мы соорудили снежный домик.

Эта зима выдалась неснежной. Мы долго собирали снегдо этого объема.

Каждый день за прошлую неделю лили по 10 ведр воды сверху, чтобы снежная масса получило достаточную плотность.



そして今日、スコップで掘り進む。

Сегодня ударили внутреннюю часть массы.




2時間ほどの作業で完成。なかにろうそくをともしました。小さな火、見えるかな?

Через два часа получился домик.

Поставил свечку внутри и зажег ее.

Виден ли огонек??



かまくらを造ったらやっぱり日本酒でしょ。

На севере Японии взрослые мужчины , как правило, пьют сакэ в таком домике. Я следил этой традиции.




写真撮影が終わり、出てくる。よっこらしょ。

これじゃ、かまくらというより、古代人の竪穴式住居だな。

Выползал. Он выглядит, скорее всего, как полуземлянка древних людей, недели традиционный снежный домик.



えー、今日本州のほうではとっても寒かったらしく、

奄美大島では115年ぶりに降雪が観測されたんだそうですが、

こちらは暖冬です。雪もこれだけしか降ってませえん。


Сегодня над острове Хонсю стояла очень холодная воздушная масса, которая принесла с собой большой снегопад.

На острове Амами (близком к самой южной японской префектуре Окинава) сегодня зарегистрирован снег впервые за последние 115 лет!


Однако, в нашем городе в этом году мороз не очень сильный. Снега мало.


Когда синоптики прогнозируют, что будет сильный мороз, я загораюсь желанием топить дом, заготавливая дрова.

Но это ожидание не оправдывалось.


先日、道東、道北方面に吹雪があったときも、

こちらは晴れ。札幌で50センチの積雪を記録した日も晴れ。

どないなっとるんじゃー??


引っ越して最初のシーズンは、この時期雪が腰のあたりまで、

去年は膝のあたりまで積もったんですが、

今年はまだ足首が埋まる程度にしか積もってません。


天気予報で寒波が予想されていると、

よっしゃ、明日は薪ストーブガンガン燃やすぞ!

と張り切っているのですが、

空振りばっかりです。


晴れだとそとが氷点下でも、

家の中は、日光で暖められ、

朝夕3時間ずつくらい焚くともう十分な暖かさになります。


お隣さんに聞くと、我が家が引っ越してくる直前のシーズンには、

氷点下20度以下になった日が数日続いたんだそうだ。

なんか物足りない。

今年は-20度が一度もない。


今はもう体が北海道仕様なので、

-15度まではそんなに寒いと思いません。




来週はかまくらを造ります。

これだけ雪を集めるのも結構苦労した…。


На следующем неделе мы с сыном будем сооружать снежный дом.



У меня знакомая охотница. Она щедро подарила мне часть своих трофеев.

Я занимался разделкой утки, подаренной от нее.

今日は、生々しい写真があるので、苦手な方はこの先見ないでください。


道内在住のハンター女子Aさんから、カモをいただきました!

昨年知り合った折に、うちでとれる野菜と交換する条約が成立!狩猟シーズンが始まるとともに早速送ってきてくれました。


Ощипывание.Сухой способ обработки.

これはマガモ。早速羽むしりから。

ブロイラーの食肉工場では、鳥を逆さに吊り下げてお湯につけ、毛穴を開かせてから抜く(脱羽するという)みたいだけど、家庭でやるときは単純にむしるほうがいいんだそうな。



しかし、なかなか手間がかかる。翼のところは、力任せに逆目(羽の生えている方向と逆のほう)にむしってしまい、肉がえぐられてしまった。今回、手羽はあきらめました。



Опалка на угле.

残った細かい羽毛を焼くため、炭火であぶる。このあと、ぬるま湯につけて残った毛をタワシでこそぎ取る。

内臓はAさんがすでに除去してくれてたので、手間が一つ省けた。



Готовые мясные ломоти.

あとは、大きな魚をさばく感じでわりとテキパキできた。

独特のにおいがあるので、酒を振りかけてしばらく置く。



В Японии популярно есть дикую утку в супе "камо-набэ". Очень вку-усно!


やっぱ、カモはカモ鍋でしょ。イイだしがとれてうまいです。

けれども、一部始終を見ていた息子は、気味悪がって食べない(もとから肉があんまり好きではない)。

ヨメは、だしだけすすって、「おいしい」とは言ったけど、肉は食べようとしなかった…。

明日の朝はこれで雑炊にします!!


Aさん、ありがとう! 春から腕によりをかけていい野菜を作らねば。




ここ1年ばかり、息子が、

「ねえねえ、お父さん。どうしてうちにだけクルマがないの?」

などとよく聞いてきた。


В прошлом году сын назойливо спрашивал, почему только у нас нет машины.


Подобный вопрос от детей, как правило, подталкивает родителей покупать то, что есть у других.


Я отвечал на это - "почему все должны покупать ее? У нас нет необходимости".


Сын, в конце концов, перестал задавать такой вопрос, потому что жена ему сказала,


"ты постоянно ходишь, так постоянно закаляешься, поэтому смог занять первое место в школьных состязаниях по марафону".


そらきた。


親としては、この言葉に非常に弱い。

よそのうちにはあって、うちにだけないと子供の肩身がせまかろう。

こんな調子でたいてい子供に負けて、買わないでおこうと思ったものを買う羽目になる。


しかし、我が家のお父ちゃんの返事はこうであった。


「なんでみんな買わなくちゃならないの?うちはいらないし、買わないうちがあってもいいじゃない」


もとからよそ様がああだからうちも、とは思わない性格だし、

うちの場合は、買っても使い道は本当に息子の習い事の送り迎えくらいしか使い道がありそうにない。


で、その唯一の使い道である習い事のサッカークラブも、コーチのなり手がいなくなり、

ほぼ自然消滅してしまった。ますますクルマがいらなくなった。


「クルマほしいよ~」と言っていた息子もいつしか言わなくなった。

ヨメの言葉に納得したらしい。


「クルマがなくて、いつも歩いて鍛えてるからあんたはマラソン大会で1位なんだよ」


実際、短距離はもちろんのこと、長距離のマラソンになると持久力に決定的な差があるような気がする。


僅差で2位のライバルの子も、クルマはあるけれど、お父さんが仕事で朝早くから遅くまで使っているので、家族はあんまり乗る機会がない。聞けば、よちよち歩きのころからお母さんと一緒に毎日往復4キロの道のりを歩いてお兄ちゃんの幼稚園の送り迎えをしていたという。子供は鍛えればどんどん強くなる。

マラソン大会では、2人がダントツ。3位以下の子を大きく引き離していた。



クルマを買わないうちはちょっと特殊だろうが、


「ねえねえ、なんでうちにはゲームがないの?」と言われてゲームを買う親は多いんじゃないだろうか。


うちはこれも却下。


「あんなものは人生の時間の無駄。オマエが大きくなって、自分で飯が食えるようになってから買うのは自由だが、お父さんは絶対買いません。お年玉をためて買うのも許しません」


と宣言してある。買ったら買ったで、「ゲームは1日1時間以内」とかルールを作って、守る守らないで新たなバトルになるだけ。それなら買わないことをルールにしてバトルをする方がいい。


ヨメは、さすがにゲームくらいは、と思ってたようだが、

あるとき、学校通信を読んで、買わない派に転じた。


学校通信には、テレビゲームをすると、家庭や学校の勉強の効果が半減するという研究が紹介されていた。どこまで正しいのか知らないけれど、事実なら、塾通いや通信教育をさせて、頑張ったご褒美にゲームなどを買い与えていれば、二重に無駄ということ。


これを読んで、なんと堅物の親か、とお思いの方がいるかもしれません。


ダメなのはあくまでもテレビゲームで、ボードゲームやオセロ、トランプなどはいろいろそろえてます。みんなでワイワイやれるし、ふだん一人で黙々とやるテレビゲームと違い、言葉のキャッチボールができるからです。


また、クルマを買わないかわりに、本や体験のための予算は青天井。子供にモノや美田を残すよりは、こっちにお金をかけるほうがいいかなと。青天井と言っても、やはり限りはありますが…