後編〉夏の稽古茶会 ~ ②みんなのスナップ | 【ブログ】裏千家 シュミネ茶道教室 || 大阪・心斎橋 || 西田宗佳

【ブログ】裏千家 シュミネ茶道教室 || 大阪・心斎橋 || 西田宗佳

大阪・心斎橋駅上がってスグの「シュミネ茶道教室」。
お稽古や教室の様子、茶の湯周りのことや、西田宗佳の歳時記・日常なども、生徒の皆さんに読んでもらえるよう徒然書いています。

令和4年(2022年)8月31日:投稿
 
前回のブログ

前編〉夏の稽古茶会〜幕末に思いを馳せて(亭主の感想・Y本さん)

…に続き、

こちらは、「後編〉夏の稽古茶会~みんなのスナップ」です。

 
 
初心者さんの多い教室ですので、行事の前は客の稽古もずいぶんとしました。
 
 
 
お茶の稽古は、お点前だけではありません。
普段からのお人付き合い・会話・道具の扱い・身支度など、日常的に慣れておくことも大切です。
 
 
 
↑)水屋の仕事も、表の進行と裏の段取りを考えながら、皆がタイミングを大切にする稽古になったんではないでしょうか。
 
 
 
 
折敷の受け渡しや縁高の扱いも、慣れない方には難しいようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↑)中立の合間に、水屋方は湯相(ゆそう)を整えたり、床を軸から花に変えたり、忙しく準備にかかります。
 
 
 
 
ゆったりめに三席、約20人の参加者で、夏の終わりのひとときを過ごしました。
簡単なお素麺の点心と薄茶だけの稽古茶会でしたが、それでも”ちゃんとやろう”と思えばなかなか大変な事。シンプルな基本を疎かにせず、きっちり取り組むことがいかに難しいか、人と対峙して実践してみれば分かります。自分軸で物事を測るのではなく、相手軸から見れる想像力と気遣い。とっさの判断でも大局を失わない平常心。何をもっておもてなしとするのかというその方の美意識。
利休居士の「利休七則」を今一度念頭に、また地道に稽古を積んでまいりましょう。
 
一、 茶は服のよきように
二、 炭は湯の沸くように
三、 花は野にあるように
四、 夏は涼しく冬暖かに
五、 刻限は早めに
六、 降らずとも傘の用意
七、 相客に心せよ


 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

↓) インスタもあります♪

 

↓) ブログの更新お知らせします

 

↓) 茶道教室のホームページ

 

◆◆◆ ======================

《 シュミネ 茶道教室 》

 ~大阪・心斎橋~

(裏千家: 西田 宗佳)

【URL】 http://cheminee-club.com

【TEL】 06-6252-0560

========================◆◆◆