令和2年(2020年)6月15日
皆さん、こんにちは!
シュミネ茶道教室の西田宗佳です。
今日のブログも季節の「茶花便り」をお届けします。
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■ 紫陽花(アジサイ)
↓) 5月下旬の床
軸は「無事・波の絵」、花は有馬籠に紫陽花。(茶席用には、もっと小ぶりな山アジサイなんかがあればいいのですが…)
このコロナ禍ですので、祈りを込めて、4月からずっとこの軸を掛けています。
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■ 南天の青葉
↓) 5月下旬の床
河原撫子(カワラナデシコ)、千日紅、南天の青葉
↓) 南天は赤い実のイメージが強いですが、5-6月の青葉の頃には、幹から1本だけ、こんな白い花を咲かせます。
(↓〜ネットからの参考文引用〜)
南天は、白い花をつけた後、秋には紅葉とともに真っ赤な実をつけます。この様子が、愛情が高まっているように見えたことから「私の愛は増すばかり」という花言葉がつけられました。この実を煎じて飲むと「咳止め」に効果があり、古来より生薬として使われてきました。「南天のど飴」という商品でもお馴染みですね。
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■ 金糸梅(キンシバイ)
初夏になると鮮やかな黄色い花を咲かせる金糸梅。
なんと、近くのホームセンターの駐車場に群生していました。
夏の訪れを告げる、元気な黄金色です。
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■ 茶花の仕入れと庭仕事
毎年5月には、風炉の時期の茶花(草花)の苗を仕入れて、新たな仲間を増やしています。
なかなか茶花を売っているところはないので、ネット通販している専門店などで注文。
↓) こんなふうに大きな箱で届きます。
↓) 親切な園芸店は、品種名と共に特徴や栽培の注意点を書いたプリント入れてくれてる所もあるので、まずはそれをよく読み、各品種ごとにネットでも詳しく調べて栽培の情報収取してから、日向好きなのか半日陰好きなのかで、鉢を据え置く場所の検討をつけます。それからその品種が水が好きなのか、水はけが必要なのかで、土の配合を考えます。あとは、下に根が張るのか、横に根が張るのかで、鉢やプランターの深さ、広さを決めます。
↓) 狭いベランダでの植え付け作業は、とにかくスペースがなくて大変。何種類もの土、石、腐葉土、肥料、改良材、園芸用品など、使うものを広げる場所も限界で、足の踏みどころもありません。
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■ 梅酒作りと、らっきょう漬け
6月に入ったら毎年スーパーの店頭に並ぶ旬の青果として、青梅や生の根付らっきょうをよく見かけます。
今年こそはと思い、初めて梅酒作りと、らっきょうの甘酢漬けに挑戦してみました。
↓)可愛い青梅。洗ってヘタ取りして乾かします。
↓)生らっきょうも、洗って根っこと薄皮めくって、下ごしらえ。地道な作業です。
↓)青梅は氷砂糖とホワイトリカーに漬け込み、梅酒になる日を待ち、らっきょうは甘酢に漬けてご飯のお供にします。
因みにらっきょうは塩で揉んで、一日浅く漬けただけでもフレッシュな食感でとても美味しいです。
↓)6月最初のお稽古週のお菓子も「青梅」。
そして今年は6/10、近畿地方の梅雨入りが発表されました。
初夏になると、ベランダの花もどんどん咲き始めて、毎日の水やりも楽しみです。
他にもまだまだご紹介したい茶花がたくさんなので、また近日中に「茶花便り」アップします。
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