令和2年(2020年)6月24日
皆さん、こんにちは!
シュミネ茶道教室の西田宗佳です。
お花がどんどん咲く季節なので、今日も「茶花だより」を。
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■ 「蛍袋」(ホタルブクロ)
この時期の定番「蛍袋」を「鮎籠」(アユカゴ)の花入に。
■ 「柳蘭」(ヤナギラン)と、「矢筈すすき」(ヤハズススキ)を、「有馬籠」(アリマカゴ)の花入に。
■ 「桔梗」(キキョウ)、「蛍袋」(ホタルブクロ)、「九蓋草」(クガイソウ)を、「宗全籠」(ソウゼンカゴ)の花入に。
♦ 自宅の狭い茶花畑
動線を確保したら、もう新しい鉢を置くとこがないくらい狭い!広い庭がほしい。
↓) ベランダ・右側
↓) ベランダ・左側
↓) 自宅玄関前
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■ 「木槿」(ムクゲ)
夏の茶花の定番と言えば、木槿。これが咲くと、本格的な夏の到来です。
すぐ萎んでしまいますが、次々と蕾を付け、毎日のように咲いてくれます。
↓) 薄紫のようなピンクのような「桃園」という品種。
↓) 白い「宗旦木槿」(ソウタン・ムクゲ)
■ 「血潮下野」(チシオシモツケ)
■ 「捩花」(ネジバナ)
花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来で、右巻きと左巻きの両方があり、比率は大体1対1だそうです。
↓)別の鉢で育ててるのに、なぜか違うプランターからひょっこり花を咲かせてビックリ。ネジバナはラン科で、根は菌根となって菌類と共生しているらしく、土との相性が必要らしい。
■ 「水引草」(ミズヒキソウ)
夏の茶花の名脇役です。
■ 「松本仙翁」(マツモトセンノウ)
↓) 最近買ったばかりの苗ですが、定番の朱色をイメージしてたけど、あれ?ピンク色の花が咲いてちょっとイメージ違う(笑)
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花は、自分で育ててみて初めて、慈しみを持って床に入れるというのが分かったような気がします。
そうするようになってから、お茶会に行ってもご亭主の入れた花を見ると、そのご苦労やお心入れが伝わって、ただ見るだけではなく、勉強して帰れるようになりました。
皆さんにも、なるべく早いうちから、花に興味を持ってお稽古していただけたらと思います。
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