2月12日(日)に、偶然あるテレビ番組を見ました。
世界を舞台に活躍する音楽家・坂本龍一さんが、
いまだかつてない不思議な音楽的挑戦をしているという内容でした。
参考ページ
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0212.html
(こちらのページから画像、文章をお借りしました)
それは・・・
樹木が発する微弱な生体電位を採取して
そのデータをもとに、作曲しようというものでした。* 。゜* 。・
私たち人間と同じように、木も 『氣』 を発しています。
生体電位とは、そのことです。
坂本さんは言いいました。
「木は光合成によって太陽光をエネルギーに換える
つまり電磁波をとらえる天才。
その周期性を音楽にしてみたい。」
私は、何て素晴らしい!!と思いました。
もともと坂本さんは、2007年に森林保全団体を立ち上げるなど、
森林や樹木に深い興味を抱いており
そして、3・11を経て、森への思いはいっそう強くなってきたといいます。
岩手の森林の木材を利用した木造仮設住宅の建設にも関わり
そこに暮らす人々とも交流をしたり・・・。
坂本さんは、森林と3・11後の文明について思考をめぐらせつつ
各地の森を歩き、樹木の生体電位を測定しました。
震災で壊滅的被害を受けた陸前高田の海岸では
7万本の松が津波で失われましたが、1本だけ残りました。
その「奇跡の一本松」の電位も測定したのです。
そこから得られるデータをどのようにして音楽としていくのか?
木々から発せられるメッセージが、音になるなんて!
番組では、宮崎の森、ニューヨークの森、そして被災地を旅する坂本さんの姿と
フォレストシンフォニー制作過程を追いながら、彼と森の関わりを描いています。
さらに、「宇宙樹」の著作がある気鋭の文化人類学者・竹村真一さんと
自然と人間との新しい関係を模索する対談を行っています。
これからご紹介する動画には、素敵なメッセージが
たくさんちりばめてあります。
是非、ハートで感じてみて下さい
この番組を動画で見ることができます(89分33秒)
http://v.youku.com/v_show/id_XMzUzMjk1MTQ0.html
森の音、川、虫の鳴き声・・・
自然って素晴らしいなぁ~って思います。* 。゜* 。・☆
この番組を見てから数ヶ月が経ち・・・
あの時に収録されたフォレストシンフォニーが、販売されていないのかなぁ?って
とても氣になって色々探してみたのですが、見当たらず・・・
どなたか知っている方がいましたら、是非教えて下さい