キャスト: ドリス・デイ/ハワード・キール/アリン・マクレリー
射撃の得意なお転婆娘のジェーンは町の人達からカラミティ(災難)・ジェーンと呼ばれていた。
ある日、人気女優を連れてくると大見栄はってシカゴまで行ったものの、連れてきたのはその付き人だった、、、。
そんなジェーンの恋物語を描く西部劇ミュージカル。
ジェーンはまるで男のようで、心は女であるのに自分が女性であることを忘れてしまっている。
正義感が強くて優しいのだけれども
いつもオーバートークを言い、ホラばかり吹いていいる。
ワイルド・ヒルとは悪口を言い合う親友同士。
そんなジェーンが大女優の付き人ケーティと出会ったことから自分の中にまるで女らしさのないことに気付いていく。
このカラミティ・ジェーンはワイルド・ビルと同じく実在の人物らしく、
映画ではほかに
平原児(1936)
腰抜け二挺拳銃(1948)
ワイルド・ビル(1995)
などに登場してます。
ストーリーは単純でも主演のドリス・デイの中性的な歌声やコミカルな演技で楽しめる作品です。
主題歌、「Secret Love」はアカデミー主題歌賞を獲得。
知りすぎた男でも「ケセラセラ」で獲得。
時には西部劇も面白いもんです。
ただ、時代的なもので仕方ないのだろうけどインディアン=悪の構図はちょっと嫌だなぁ。