監督: 淺井康弘
キャスト: 淺井康弘/坂越由実子/星奈々/津嘉山正種/新藤栄作/菅井きん
祖母と畑仕事をしながら二人暮らしをしていた青年、ミコト。
ある日、祖母の死が突然やってきて呆然とする。
そんなミコトが近くのバス停で倒れている少女シンに出会い、
ミコトの恩師の教え子たちの合宿を一緒に手伝うことになる。。。
富山の名物やらがいろいろ見れて、春から夏の富山の自然も楽しめるという
富山県の地域密着型映画で富山県では記録的大ヒットだった作品のようです。
物語の設定だけをみているとまるで昼のメロドラマにありそうな話。
でも全くドロドロしてない、教育映画的な優等生ストーリーです。
あれ、これいつの時代の話だろう?と思ってしまうほど。
とても2003年度のものとは思えない
学校の道徳の時間に見るといいかも。
そう思ってみると、等身大で描いてる登場人物をみていくうちに、力づけられるような気がする作品。
永六輔の歌詞の「逢いたい」という曲が主題歌。
ただ、「逢いたい」と繰り返しているだけなのだけど、なかなか心にくる歌。
ラストにこの主題歌がかかる、「逢いたい、逢いたい、逢いたい、、、」
うーん、この登場人物たちは誰に逢いたいんだろうか、あの人か、この人か、それともこれから逢うべき人たちなのか、そのすべての人達になのだろうか、と
考えながらラストをみたけど、わからんなぁ。。
私としては、「逢いたい」というよりも映画を観た自分自身が出会った、またこれからの出会いで影響うけたすべての出会い、というふうに受け止めることにしておく。