明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
監督・脚本: ガス・ヴァン・サント
キャスト: ユマ・サーマン/レイン・フェニックス/ジョン・ハート/ノリユキ・バット・モリタ
1950年代のアメリカ。巨大な親指をもって生まれたシシーはその親指を生かしてヒッチハイカーとして生きてきた。
しかし、そろそろ落ち着きたいと思い始めたシシーにモデル時代の会社の社長、カウンテスが経営するラバー・ローズ牧場に行ってくれと頼まれる。
そこには野蛮なカウガール達が幅をきかせていた。。。。
シシー役のユマ・サーマン。
この親指を使うとどんな車も止まってしまう伝説の史上最強のヒッチハイカー。
この作品でラジー賞の最低女優賞のノミネートされたらしいけれど、この役はユマ・サーマンがピッタリだよなぁ。
いろんな役者が出演しているけれど、これは牧場経営者のカウンテス役のジョン・ハート。
そしてキアヌ・リーブス!
こんなステキな衣装で登場(笑)
そのうえ、すぐに喘息の発作がおき、こんなことに・・・。
なぜ、このシーンが必要だったのかはわからない。
キアヌを登場させたくてこのシーンを入れたんだろうか。
登場時間も少ないし、キアヌ目当ての方は観ないほうがいいかも。
でも、喘息の発作の演技?演出は良いよ。
よく喘息のシーンっていうとやたら咳き込む演技が多い(特に日本では)。
喘息って咳き込むより息が吐けないって感じなので、いつも咳き込み喘息の演技に物申したかったが、多少オーバーアクションであっても私としてはこの演技に満足。
あと、カウガールでシシーと恋人になるジェリービーン役のレイン・フェニックス。
故リヴァー・フェニックスの妹でリヴァーと共にバンド活動をしていたらしい。
そんでもって、私、ホアキン・フェニックスがリヴァーとレインの弟だったのは
はじめて知った (恥)
なんか、リヴァーとホアキンってぜんぜん違う違うタイプに見えるんだもん(私には)
リヴァーは好きなタイプなんだけどね、、、ホアキンは、、、うーん。
カウガールの面々たち。
迫力あってかっこいい。
戦う時にはもっとド迫力
もっと大きいサイズで載せたかったんだけどよーく見ると黒の衣装のデロレス役ロレイン・ブラッコがヤバい姿になっているように見えたので小さいサイズにしときマス。
映画観てた時は気がつかなかったんだけど、写真も気のせいかなぁ、でも、、そう見える。
フェミニズム、非キリスト教、性の解放、自由、ドラッグなどいろいろなテーマが盛り込んである。
盛り込みすぎてあまりヤマ場がなく何が言いたいのかよくわからない。
サイケ・ヒッピー的な作品。
でも嫌いじゃない。
この映画、「リヴァー・フェニックスに捧ぐ」作品となっています。