『小学生は身体の準備期間』
図1のグラフを見るとやはり10歳までは
神経系代表の「反応時間」が著しく伸び、
10~15歳にかけて持久力代表の「肺活量」、
12~17歳にかけて筋力代表の「握力」が伸びています。
図2のスキャモン発達曲線と合わせてみても
神経系が先ず発達し、
ついで持久力、筋力が発達することがわかります。
このことから小学生の子どもたちは神経系の発達をメインにした
遊びや運動が重要になってくることがわかります。
運動神経の回路は身体を動かすという刺激でしか身につきません。
それも特定の動作を10回、20回と繰り返し行うのではなく、
普段の生活や情報すべてが刺激となって神経回路を作っていきます。
なので以前お伝えしたように「遊び」を通しても神経回路は作られるので、
「遊び」も重要ということになります。