父と母の気持ち | どうしてこんなことに⁉️乳がん、悪性リンパ腫、再発、造血幹細胞移植、腎機能障害、脳転移 その後

どうしてこんなことに⁉️乳がん、悪性リンパ腫、再発、造血幹細胞移植、腎機能障害、脳転移 その後

2013年乳ガン。2017年10月悪性リンパ腫発症。2019年悪性リンパ腫再発。造血幹細胞移植。その後、脳転移。腎機能障害。
(2023.9現在)中学生と大学生のママです。
日々のことで色々思うことを綴ってます。

診察室で抗がん剤の説明を受けてから、力が入らない。

絵に描いたような癌治療。

ホントに自分は耐えられるのか?

注射は嫌いだし。

抗がん剤をすることになったら、毎回採血、点滴となる。

血管が耐えられるのか、自分の体が耐えられるのか、精神も耐えられるのか?


不安と恐怖で押し潰されそう。


両親は帰宅してから、励ましやら、希望や、願望や、慰めやら、とにかくいろいろ言葉をかけてくれた。

本来なら、すごく嬉しい。
けど、今じゃない……
いや、今だからこそ言葉をかけてくれているんだけど。

両親の気持ちは痛い程、伝わってくる。
でも、今は私が受け止められない。

二人が隣にいてくれるのに、すごく孤独を感じる。



父が
「大丈夫だよ。先生は可能性の話をしただけだよ。先生は最悪の場合の話をするもんだし。仮定の話だよ。」

私は思わず
「仮定じゃないよ。(>_<)あの先生は先を見越して話したんだよ!(>_<)気楽になんてなれないよ!(>_<)
どうして私が癌なのよ~(ToT)私は死にたくない~(ToT)怖いよ~(T^T)死にたくないないよ~(;´д`)あ~~~~~~(ToT)」

と、大声で叫んでしまった。

父は、
「あ~そうかい!もう言わないよ!」
と。


母は、
「可哀想なちぇいぴぃちゃん。お母さんが変わってやりたいよ。可哀想に、可哀想に。」

とギュッと抱きしめてくれた。



心の中では、励まして欲しいのに、実際にその言葉を言われても、素直に受け止められない。気休めにしか聞こえない。
きっとどんな言葉も今は心に入ってこない。

お父さん、お母さん、ごめんなさい。

二人だって辛いんだと思う。
けど、やっぱり癌になってるのは私。

すごく辛いよ。
チビとニイニを残して死ねないんだよ。
当たり前のように、ずっと一緒にいる、って思ってたのに、急に『乳ガンです。』って言われても、まだ信じられないんだよ。

それが、今日また急に予想もしてなかった『抗がん剤』って言われても、受け入れられないんだよ。

私はどうなっちゃうの?

ついこの間まで普通に幸せだったのに……
癌になったからって、それだけでこんなに辛いなんて。

命の期限を切られた感じ……


死にたくない。
生きていたい。


父に大声を張り上げてからベッドで泣きならしていた。

旦那ちゃんが帰宅してきて、すぐにベッドまできた。


「死にたくないよ~(ToT)怖いよ~(ToT)イヤだよ~(ToT)」
「泣いてても仕方ないでしょ。ご飯も食べないで。もっと病気になるよ。死ぬなんて言わない!」


旦那ちゃんは最近帰宅が早い。
私が癌になってから早い。
心配で早く帰りきているんだろうな。


旦那ちゃんの説得と、ベッドに入ってから結構時間が経っていたのもあり、ほとぼりが覚めて両親のいる部屋にきた。


とりあえず父に謝らなければ。

「お父さん、ごめんなさい。」
「ん、もういい。何も言わない。」

そんな感じだった。
父は落ち込んでたかな?

もう、わからない。
うちの中の空気がめちゃめちゃ。
(私のせいだね。)




ただ、不安と恐怖と絶望でいっぱいだった。



チビたん、ニイニ。
弱いママでごめんなさい。





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