寄居ボルダー、椚平(くぬぎだいら)ボルダー行ってきた。 | いわっちの「明日から本気出すぜ!!」

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僕の趣味であるロッククライミング関係の日記を中心に書いていきたいと思います。

もし見てくれる人がいたら光栄です。

 たいら君が異動ということで、壮行会的な意味合いで彼の地元らへんにある寄居ボルダーに行くことに。

 急に暖かくなったからか、朝から渋滞が発生して到着が若干遅れたものの、無事エリアに到着。


 まずは周辺の岩でアップ。マントル課題を適当に設定して登り、ウォームアップ完了。メインの岩へ。

 この岩は良い降り口が無いため、もと来たラインをクライムダウンするか、垂れ下がっているロープを使いながらジャンプするか、という感じである。先客の若者たちが降りるのに四苦八苦しているのを見て、トップアウトに消極的になっていると、早速たいら君が右端の初段?を一撃して上まで行ってしまった。あいかわらずのせっかちである。



 少々めんどくさがりながら適当にマットを降り口に敷いたら若者たちがマットの位置を丁寧に教えてくれたのでたいら君は無事に生還することが出来た。

 自分はたいら氏に足位置を教えてもらい、上まで行けそうだったが降りるのがダルくて途中で降りた。

 気温が高く、直射日光がガンガン照り付けて若干気持ち悪くなってきたので、もったいぶらずに「YUMEGIWA」をトライすることに。


 一手目カチ取りの確率悪い、二手目アンダー取りで足滑りがち、と割としっかりハマった。ようやくリップまで行くと、ヒールの掛かりが意外とシビアで足が抜ける。慣れてきてバラしで上部のビクトリーホールドを取ることが出来るようになったころ、岩場に居た人たちが次々と完登。みんなしっかりトップアウトしていて、自分みたいにマントル返したら降りようかな、と邪なことを考えている人は一人もいなかった。

 今ひとつ気乗りしなかったが、直射日光がキツくてさっさと勝負することにした。何回か出だしで落ちた後、上手くムーブが繋がって登れた。結局トップアウトし、他の人に倣ってある程度の高さからロープを使わずに下の岩へ飛び移って降りた。課題登れたことより上手く降りれたことにアドレナリンが出た気がする。

 ホールドの配置と持ち感が絶妙な名課題であった。初登時は三段だったようだが、現在は傾斜が緩くなったらしく、易しくなっているとのこと。

完登していた若い子が初めての三段だと喜んでいたのを聞いていたので敢えてグレードについて言及はしないでおくことにする。ちなみに私の初めての課題は蟹である。(グレードダウンされてる)

 たいら氏はというと、上部のパワームーブで割とあっさり剥がされていたので諦めたようだ。正午くらいになったのでエリア移動することに。

 どこに行くか迷ったが、帰り道の方向である椚平(くぬぎだいら)ボルダーを選択した。と言っても情報はお馴染みである下のサイトと、いくつかの登ってる動画のみ。

http://www.asahi-net.or.jp/~ca7s-kbys/jp17/kunugitopo1.pdf

とりあえず地図に載っている「松村木材」さんをナビに設定して向かった。30-40分ほどして到着し、車を手前に停めてエリアを偵察。

 面白い課題があるのは割と奥の方で、松村木材さんを通り過ぎても駐車スペースが点在していることがわかった。

 車に戻り、奥へと進む。


大筑城跡への分岐を通り過ぎ、もう少し進むと何かポールが立っている橋のところがある。そこの前後に駐車スペースが2つある。(写真は山側)川側のスペースから下へ降りると「ペトリコール」(二段)を発見した。


悪いスタンスでアンダーやサイドホールドを引っ張って行く。左手を鬼引きするので腱鞘炎の指が悲鳴を上げてしまった。たいら氏が早々に諦めていたのもあり、あまり深追いしないで撤退した。小さい岩ながら内容は詰まっていて素晴らしい。


 さらに奥まで車を進めると、通行止めのところに着く。そこの手前に駐車出来そうなスペースがあった。そこから川の方へ歩いて行くと見事な垂壁の課題がある。



1級/初段くらいか。これもまた誰かセッターいるんじゃないかくらい絶妙にホールドが付いていて驚いた。二人とも無事に完登してこの日のクライミングを終了した。この岩より更に奥に二段?のカンテもあり、面白そうだった。またこの岩場に行くことがあったらやってみたい。

 教訓:腱鞘炎の時はやっぱり岩は行かない方が良い。