うっかりと間違いをした生徒さんがいました。先生に違うねと指摘されて泣いてしまいました。叱られたと思ったのか、頑張り屋さんだから間違ったことが悔しかったのか、はたまた間違う事が怖かったのかその真相はわかりません。みんなの前で恥ずかしかったのかもしれません。
でも私は彼女に感謝しました。みんなを代表して間違ってくれたおかげで、みんなが失敗を怖がらなくてすんだよ。そして、その後注意深くなってその日は誰も同じ間違いをしなかった。ありがとう。
誰だって間違う事って好きじゃない。でも失敗しないようにと小さくなるより、どんどん失敗しながら大きくなる方が多くの可能性を持っていると思います。失敗があるから最善の方法や答えへの近道が見つかったり、それを見つけるために一生懸命考えたりするでしょう。また悔しさがバネになったり、心も強くなって行きます。
間違った時はその勇気を褒めてあげたいと思います!
クラスが終わって少しお話をしました。帰り際、手を降ってくれた時、まだ目は涙で潤んでいましたが、彼女の中にキラリとしたものを感じました。
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