理解してもらうために | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

<弊社HPからの抜粋です>

 

私の商社時代は、一人に一台パソコンが普及した頃です。

 

すると、貿易だけでなく、ベンチャーへの出資も頻繁に行われるようになり、

投資効率を試算するのに、Excelの色んな関数を使うようになりました。

 

お陰様で、Excelについては色々学ばせていただきましたが、

あくまでそれは計算の手段です。

 

目的はいかに儲けるか。

そしてリスクよりもやって儲けるほうが、いいでしょ!と社内で投資効率やリスクを列挙して投資の計画・稟議を上げる。

計画書にはExcelで作成した表やグラフを多用しました。あくまで早く的確に理解してもらうためです。

 

 しかし、

 

Excelを使える人はシゴトの内容を分かっている人、

 

と思っておられる(と思われる)上司もおられました。

 

計算は取りあえず私がやる(Excelにさせる)ので、

内容について判断して欲しいな~と思うのに、

Excelは分からない(だからシゴトの内容も分からん)と、

判断されない方が。

 

今でも、コンサルタントとして各社を拝見しておりますが、

やはり多いです。

ExcelはExcel、シゴトはシゴト、シゴトの理解が如何に大切か、

を分かって頂きたい方が!!

 

それは外国語ができる方に全てを任せてしまわれる

企業さんにも同じ事が言えます。

大切なことは道具を使うことでしょうか?それとも…?

 

 今週のコラムはこちらです。