方法じゃなくて、方向 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

年度末ですねぇ。
公的支援事業は、
やはり年度で一旦終了せんとあかんさかい、
今は毎日終了の連続です。
 
今日も、ある公的支援先の最後のコンサルティングでした。
コンサル開始当初から、
課題が仰山あり、
コンサル途中でも更に新しい課題がでてきました。
担当の方は、
今日が終わりということで、いつもに増して
ウチがいうことを一生懸命メモしてくれてはりましたが、
 
「コンサルティングが終わると、知らないことを教えてくれる人がいなくなる。
私たちが何を知らないかを知るには、どうすればよいのでしょう?」
 
と、質問されました。
 
「この短い期間で、ウチがお話したのは、
皆さんのご存じない情報を示した、ということと違います。
シゴトの仕方、シゴトへの考え方の問題点とその変更・改編・改善する
方向についてお話したんですよ。
ウチも知らんことだらけです。今最新のことでも明日は古くなる。
そやから、知らないことを潰していこうとせず、
向かうべき方向を決めて、それを邪魔するものがあったら避ける、
無くす、早く向かえるようにする、という工夫をすればええのでは?」
 
そういうて、3年後のこの会社の近未来像をイメージし、
それに向かうまでの1年目と2年目の具体目標を
一緒に考えました。
 
「何を」「どのように」ばかり考えていると、
単発になってしまう。
ハンバーグ、天ぷら…と、具体メニューを順番に決めても
余り食材が出る。
そやし、
お肉もお野菜も食べられて、冷蔵庫にあるものを使う!
こういう方向性で今日作ったのが、
回鍋肉!!