大陸パートナーさんと、
上海郊外に車で移動しながら、
やはり中国語で
いろいろ話し合いしましてん。
とくに諺や四字熟語頻出のパートナーと
一緒にオシゴトさせてもうてると、
ものすごい勉強になります。
今日、彼女が言ったことわざ、というか成語。
会哭的孩子有奶吃
(フイ・クー・ダ・ハイズ・ヨウ・ナイ・チー)
その意味は、
「泣くことができる子供にはミルクが与えられる」
つまり、
ギャーギャー騒ぐヤツにおいしいものが回ってくる、
騒いだもん勝ち、みたいな意味です。
「言わぬが花」の文化の国では
こんな人がいないとは絶対言いませんが
表面上はこういう行為は避けられますけど、
こちらでは「まず言わないと通じない」という発想で
大きな声で主張することが、
そんなに珍しいことやない。
でも、こうやって否定的な成語ができるんやから
やっぱりそれを奨励してるわけやないんやな。
国際ビジネスは「ちがう」ところを理解しながら
「でもやっぱり、基本的にはヒトやし、おんなじやな」と
気持のいい妥協点をみいだすこと。
そう、気持ちよくいられることが
大事なんかもしれん。
上海からの道中、
後ろからクラクション恐ろしく鳴らすクルマを見て
もう一度、この諺を思い出してしまいましたわ。
うん、騒ぐのはやめよう。