泣く子が勝つ?! | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

大陸パートナーさんと、
上海郊外に車で移動しながら、
やはり中国語で
いろいろ話し合いしましてん。

とくに諺や四字熟語頻出のパートナーと
一緒にオシゴトさせてもうてると、
ものすごい勉強になります。

今日、彼女が言ったことわざ、というか成語。

会哭的孩子有奶吃
(フイ・クー・ダ・ハイズ・ヨウ・ナイ・チー)

その意味は、
「泣くことができる子供にはミルクが与えられる」

つまり、
ギャーギャー騒ぐヤツにおいしいものが回ってくる、
騒いだもん勝ち、みたいな意味です。

「言わぬが花」の文化の国では
こんな人がいないとは絶対言いませんが
表面上はこういう行為は避けられますけど、
こちらでは「まず言わないと通じない」という発想で
大きな声で主張することが、
そんなに珍しいことやない。

でも、こうやって否定的な成語ができるんやから
やっぱりそれを奨励してるわけやないんやな。

国際ビジネスは「ちがう」ところを理解しながら
「でもやっぱり、基本的にはヒトやし、おんなじやな」と
気持のいい妥協点をみいだすこと。

そう、気持ちよくいられることが
大事なんかもしれん。

上海からの道中、
後ろからクラクション恐ろしく鳴らすクルマを見て
もう一度、この諺を思い出してしまいましたわ。




うん、騒ぐのはやめよう。