よく読んだ絵本『そらまめくん』シリーズ。
そらまめを剥きながら、
ちょっと懐かしいなりました。
そらまめくんの、ふわふわベッドについて
絵本に書かれてたさかい、
「ちょっとー。みてみて~!!!これがそらまめくんの、ふわふわベッド!!」
と、見せてみましたけど…

絵本の中のふわふわベッドのイメージと、
実物のごつごつ皮の、外側のモシャモシャ毛が
どうもギャップがありすぎたみたいで、
ちょっとビビり気味の表情。
そうやんなぁ。
はじめ人間ぎゃーとるずの骨付きお肉、
ほんまに美味しそうやけど、
あんなお肉、まぁ、ないわなぁ…。
絵本の世界は、あくまで、メルヘン。
でも、現実はちがうっちゅうこと、
お料理しながら分かって欲しいわ。
この、
ビールに良く合うそらまめさんには…

薄皮があり、さらに外側にはふわふわベッドにもなりうる、
ごっつい鞘があるっちゅうことを。
おもてなし精神旺盛な日本のスーパーには
皮をむいたソラマメ、
骨をとったお肉、お魚…
便利やけど、一体元はどんな形してるんか、
分からへんもんなぁ。
たまにはプロセスを、
絵本の世界とのギャップを感じながら
楽しむのも、悪うないな。