この週末は、
年賀状も作ってましてん。
年賀状…みなさん、この時期頭の痛い話ですよねぇ。
我が家もです。
特に、
5年間海外ブランクがあり、
しかも新加坡→上海に転居した年からは、
ほとんど年賀状を頂かなくなりました…
そして、去年も、どうして良いか分からず、
親戚+α程度。
でも、今年はシゴト関係も広がってきたし、
何より、海外暮らしでまともに年賀状と
向き合ってない(いや、その時はまだ文章も書けへんかった…)
小さいカゾクに、色々教えなあきません。
そこで、今年はゴム版画を作ることにしました。
彫刻刀の使い方、デザインの仕方、
版画をしたら反対に写ることの説明、
そして線と面の捉え方…
一緒にやるなんて、とんでもない。
ウチはほぼ、危なっかしい彫刻刀を持つ手を
アチコチと説明しながら夫々と協働作業。
何度も途中でやめて休憩しながらも、
出来上がったらそれなりに達成感あったみたいですわ。
やっぱり、
「年賀状、書きなさいよ」
では、あかんのですよねぇ。
本当に、子育てをしていると、
学ぶところが多いですわ。
年賀状の意味を説明して、
「はい、書きなさい」ではなくて、
ある程度は一緒にやってやり、
自分でできるようになるところまで、
見守る。
面倒くさいんですわ。
でも、
やらない、という選択肢は…あきませんよね。
さて、ようやく自分の年賀状。
出す人を確認していて、
少しショック。
20年ほど前の話ですが、
ウチがロシアに2年赴任することになった
そのキッカケを作ってくださった方が
もう年賀状を出しても
読んで下さらないところに行かれたことが
分かりました。
ソ連崩壊直後の極東ウラジオストク。
治安も悪く、モノ不足が深刻で、
二年間ウチは洗濯機ではなく、ずっと手で洗濯しました。
でも、全く分からなかったロシア語も
話せ、読めるようになりました。
小さいことで怒っても仕方ないと、教えられました。
いまのウチがあるのは、
そのロシア生活があるからです。
どうしようもないことですけど。
また、涙腺緩めてても仕方ないですね。
前を向いて、笑いましょう。
20年前の、ウチの笑顔@スベトランスカヤ通りの市民広場。