昨日は一日雨の上海でした。
アチコチ移動していると、靴もぐちゃぐちゃになり、
キモチも折れそうやったんですけど、
ここはひとつ、頑張って
地下鉄乗って(これは三号線なので地上ですね)、金沙江路まで
やってきましてん。
昨年オープンした「環球港」という”空母型”巨大ショッピングセンター。
そして、中は…
西欧風、特に中世っぽい装飾に、
広大な敷地と空間を惜しげもなく贅沢に使った、
ショッピングセンターというよりは、外の雨など、
まあ、お店は、雑に言ってしまえば、服も玩具も家具も日用品もレストランも
「なんでもあります」。
それに、コドモの遊び場(監視員もいて、有料)、アチコチでのイベント、バンド演奏もあり、
お買いものしなくても、なんか参加している気になるような、そんな空間ですわ。
シネコンもありまして、
右側の白いジャケットのお兄さんは、ダ●屋さんです。
ウチも「如何?」と言われてしまいました…。
確かに、空気が悪くなると、こういう空間で過ごせたら、
いいよね…って言う風になるかもしれませんねぇ。
いや、こんなん一杯建築するから、空気が悪うなるのかも、しれませんねぇ。
あと、気づいたことは、ベンチが多いこと。
左の写真、各階のベンチに、すべて人が座っているの、おわかりでしょうか?
右の写真も、レストラン待ちかと思いきや、
ただの
「レストランの前にある、椅子」です。
みなさんランダムに座って、談笑中。
これだけ見る、聴く、遊ぶ、休むポイントがあれば、
また、
地下鉄直結という強みもあれば、人も集まります。
その中で、どんだけ買う人がいるか、ですよねぇ。
暑い夏は、エアコンないお家の人が涼みにきたりして。
いやいや、ウチなんかは、目移りしてしもて、
何をどこで買うたらええんか、分からへんようになってしまいます。
そして、もうひとつ、気になったこと。
サービスは、提供する側だけでなく、受ける側も、
それなりに意識がないと成り立たへん、ということ。
こんだけ広いので、ウチも疲れて
中のコーヒーショップで休んでたんですけど、
ウチの席の近くにミルク、お砂糖、マドラーや紙ナプキンのある
カウンターがありまして、
ウチが座っていた30分間だけでも、
少なくとも3人は
「ガバっ!」と紙ナプキンの束をわしづかみにし、
おかばんの中にスッとお入れになってました。
その度に店員さんが補充しはるんやけど、
「もう、やめよし。もったいない。」って、言いそうになりましたわ。
う~ん、ワンダーランド。