9月に会社を立ち上げてみて、
色んな方のお話を聞かせていただき、
また、
中国パートナーたちとの幾多のコレポンの中で…
最近イロイロ分かってきました。
いや、前から分かっていたこと、
強く再確認するようになりました。
たとえば、日本のモノやサービスを
「中国人富裕層に売りたい!」
という目的で、想定する市場の日中のギャップ。
日本人は、まだまだ失礼ながら、
中国人富裕層について、
せいぜい日本の中産階級ぐらい、と勘違いし、
しかも、「日本でもこうなんやから」と、
市場は中国やのに、日本スタンダードを持ち出す、
悪い癖があるように思えます。
中国の位置づけを、
「日本の後発」としているように思えてなりません。
確かに、
一般社会や生活面で、
あまりに大きな国ですし、
日本のように護送船団方式社会ではないので、
遅れているとされるところも沢山あります。
でも、何が一番違うかっていうと、
良いもの、便利なもの、健康なもの、安全なものを求める
勢いと関心の強さが物凄いのです。
じ~っと言われるまで待っている日本人とは違うんです。
だから、いろんな知識をお持ちの富裕層は
日本の方が「全体的に進んでいるから」それを体験しに
来られるのではなく、
日本が世界で「トップクラスに位置するもの」を求めて
来られるんです。
だ・か・ら
ニッチで、特別で、希少価値があるもの、
これが大事なんですよ~。
そしてそれこそが、
日本の得意分野やと思うんです。
ちゃいますやろか?