やっぱり…富裕層は… | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

9月に会社を立ち上げてみて、

色んな方のお話を聞かせていただき、

また、

中国パートナーたちとの幾多のコレポンの中で…

最近イロイロ分かってきました。

いや、前から分かっていたこと、

強く再確認するようになりました。


たとえば、日本のモノやサービスを

「中国人富裕層に売りたい!」

という目的で、想定する市場の日中のギャップ。


日本人は、まだまだ失礼ながら、

中国人富裕層について、

せいぜい日本の中産階級ぐらい、と勘違いし、

しかも、「日本でもこうなんやから」と、

市場は中国やのに、日本スタンダードを持ち出す、

悪い癖があるように思えます。


中国の位置づけを、

「日本の後発」としているように思えてなりません。


確かに、

一般社会や生活面で、

あまりに大きな国ですし、

日本のように護送船団方式社会ではないので、

遅れているとされるところも沢山あります。


でも、何が一番違うかっていうと、

良いもの、便利なもの、健康なもの、安全なものを求める

勢いと関心の強さが物凄いのです。

じ~っと言われるまで待っている日本人とは違うんです。


だから、いろんな知識をお持ちの富裕層は

日本の方が「全体的に進んでいるから」それを体験しに

来られるのではなく、

日本が世界で「トップクラスに位置するもの」を求めて

来られるんです。


だ・か・ら


ニッチで、特別で、希少価値があるもの、

これが大事なんですよ~。

そしてそれこそが、

日本の得意分野やと思うんです。

ちゃいますやろか?