昨日、
上海時代に知り合った、
フィリピン人の知人からの英語メールが届きました。
マニラに家族で旅行中、
強盗に襲われ、パスポートだけは残ったものの、
お財布にカード類はすべて奪われた。
現地警察の取り調べも事務的で、
帰ろうにもホテルがチェックアウトさせてくれず、
あなたが最後の望みなんです。
こちらで借入するのに、
あなたのメールアドレスもこちらで
記載させていただいてよろしいでしょうか?
…というもの。
「あなたが最後の望み」
という割には、宛先にはウチのメアドもなく
おそらくbccで大量発信してるんでしょうねぇ。
メール本文にも「●●さんへ」という呼びかけもない。
フリーメールのアドレスだけに、
ハッキングされたんやろなぁ…
そない思って、
放置してましたら、
翌日「こんなタイトルのメールを受け取られた方、
これはハッキングされたメールです。絶対返信しないでください!」
と、本人から(同じアドレスから!)連絡が来ました。
しばらくして、本当に返信をしてしまった人には、
やはり次なるメールが来たようで、
これも転送されてきて、
「こちらにも返信しないように!!」
と、英語メールが来ました。
インターネットは本当にウチらの生活を
効率的に、豊にしてくれました。
でも、同時に、
注意をせなあかんポイントも、
また増えてきたようでもあります。
懐かしい知人のメールさえ、
喜んで返信できない、
いろんな意味で自分を鍛えるしかない、
そない思えます。