結婚してもお財布は親から | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

大陸に来て、いや、

新加坡の時も、思いましたけど、

文化や習慣が違うと、お金の使い方も違うモンやな~

つくづく思います。


ものすごく粗い分け方ですけど、


日本人は、ケチで、貯金したがる。

それも、あまり新規の金融商品よりも、

古式ゆかしき銀行預金を好む。(日本の銀行に預けても増えへんのに。)


こちら、大陸の方は、

お金がある時は、刹那的にパァ~っと使う。

あるいは、無くてもカードとかで思い切って使う。

貯金するなら、利幅が大きそうな投資もする。(リスクを理解されているかはさておき。)


ウチもドケチな日本人的貯金派、ちびちび使う派なので、

こっちの刹那的なお金の使い方が、

うらやましくも信じられへん!何度も思いました。


また今日も、

結婚資金のことで、事務所のワカモノと話していて

「信じられへん」と思いました。


まず、結婚には男は家が必要で(地方にもよるでしょうが)、

当然若者には買えるものではないので、

親が援助するのが当然なのやそうです。


また、ちょくちょく転職するこちらのワカモノについて、

「子供もいるのに、職が安定してなくて、大丈夫なの?」と聞くと、

「おじいさんおばあさんが居るから心配ないですよ」と、

大抵の人は返してきます。

「でも、おじいさんおばあさんは、働いてるの?」

「いえ、定年退職してます。だから孫の面倒もみるんです。」

「じゃあ経済的援助って?」

「年金ですよ。」


ちょ、ちょっと!!

年金生活する親に、自分の子供を預け、

しかも経済援助もしてもらうの????


確かに、いろんな人から、こちらの年金(額)は悪くない、

と聞きますけど、

一人っ子政策が続き、

老年人口が膨れて「悪くない」年金を、この国が払い続けたら…

大丈夫なんやろか???


それにしても、

「大陸では親子の絆、親戚関係が強いんです。」


よく聞きますけど、

経済面が主な理由???

今日は真剣にそう思うてしまいましたわ。