レポートの書き方 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

ウチの事務所が運営してる展示会現場で、

現場担当として張り付いてる、

新卒のこっちの女の子がいるんですけど、

その子は福建省出身、

こっちの大学で日本語専攻して卒業したばかり。


今はその子の日本語レポートの書き方とか、

展示会場の応対方法なんかの

指導もさせてもうてます。


で、

彼女が先日、展示会場を訪れ、商談が進みそうな企業に

具体条件を聞きに訪問することになりましてん。


そこで、

はじめてのお使い。


ウチは、

「ただ会社を見て、相手の話を聞いてくるだけでなく、


1.企業概要(資本金、設立年、売上/社員規模、事業内容…)

2.主な事業と業態

3.今回の取り組み提案の内容


について、

(ホントはもっと細かく項目を書きましてん)

相手に質問し、メモをとって帰ってくるように。」と、言うておきましてん。


結果。


今日、「日本語のレポート、書いてみたんですけど…」と添削

依頼を受けると…


すばらしい!!

簡単、明瞭、かつ相手の企業の事業内容が非常によく分かりましてん。

同時に、彼女の派遣先であるこちらの上司も

やってきて、同内容の中国語版のレポートも


「すごく良くまとまってるじゃないの!!商談、すすめられそうね!」

と、中国語でほめにきてはりました。


もちろん、彼女の日本語には、不自然な箇所、訂正が必要な

表現もありました。

でも、

箇条書きのレポートにすることで、

非常に趣旨が明確で、日本語のミスも些末なものに思えましたわ。


やっぱり、外国語を学ぶことも大事ですけど、

まずビジネスには考え方、聞き方、そしてアウトプット(書き方&話し方)が

大切!!!


彼女自身も

「あらかじめ、聞く項目をメモしておいたので、

話し合いも一方的にならず、また帰ってからもレポートが書きやすかった」

とのこと。


正確に、そしてシンプルに。


万国共通、大事なことですねぇ。