ウチの事務所が運営してる展示会現場で、
現場担当として張り付いてる、
新卒のこっちの女の子がいるんですけど、
その子は福建省出身、
こっちの大学で日本語専攻して卒業したばかり。
今はその子の日本語レポートの書き方とか、
展示会場の応対方法なんかの
指導もさせてもうてます。
で、
彼女が先日、展示会場を訪れ、商談が進みそうな企業に
具体条件を聞きに訪問することになりましてん。
そこで、
はじめてのお使い。
ウチは、
「ただ会社を見て、相手の話を聞いてくるだけでなく、
1.企業概要(資本金、設立年、売上/社員規模、事業内容…)
2.主な事業と業態
3.今回の取り組み提案の内容
について、
(ホントはもっと細かく項目を書きましてん)
相手に質問し、メモをとって帰ってくるように。」と、言うておきましてん。
結果。
今日、「日本語のレポート、書いてみたんですけど…」と添削
依頼を受けると…
すばらしい!!
簡単、明瞭、かつ相手の企業の事業内容が非常によく分かりましてん。
同時に、彼女の派遣先であるこちらの上司も
やってきて、同内容の中国語版のレポートも
「すごく良くまとまってるじゃないの!!商談、すすめられそうね!」
と、中国語でほめにきてはりました。
もちろん、彼女の日本語には、不自然な箇所、訂正が必要な
表現もありました。
でも、
箇条書きのレポートにすることで、
非常に趣旨が明確で、日本語のミスも些末なものに思えましたわ。
やっぱり、外国語を学ぶことも大事ですけど、
まずビジネスには考え方、聞き方、そしてアウトプット(書き方&話し方)が
大切!!!
彼女自身も
「あらかじめ、聞く項目をメモしておいたので、
話し合いも一方的にならず、また帰ってからもレポートが書きやすかった」
とのこと。
正確に、そしてシンプルに。
万国共通、大事なことですねぇ。