昨日は、
日本人社会の文化行事の関係で、
通訳係として京劇の業者さんとの打ち合わせに参加させてもらいましてん。
この業者さんとは一度お会いしており、
今回は演目内容の確認と、
協議書のたたき台を先方が作った、というので、
その内容確認。
もちろん先方が作った協議書やさかい、
中国語で書いてあるんですけど、
まあ、ほぼ、前回話した内容は網羅されていて、
互いに理解に齟齬のないのは確認できましたわ。
ただ、細かいことについて、
事前の人数確認とか、車両ナンバーの確認とか
「そんなこと、急に人が増えるかもしれないし、
車も急にバイクが使えなくなって、自家用車かタクシーに
するかもしれないし、何回もそこは行っているから、大丈夫だよ。
前もって登録っていうけど、当日入場する前に「この番号です」って
言えばいいんでしょ?問題ないよ」
といった反応。
あらかじめ、要求や問題点を用意し、
全てクリアしておいて、
本番に備えるのが日本流なのかもしれません。
「もう、あなたの言ってることは分かってる。
入らないと文化行事ができないんだから、
入れないわけないじゃないか。心配しなくていいよ。」
と、
こちらが集めた情報を、すぐに返してくれない。
もちろん、こちらの方といっても、
お話したのは70歳代のおじいさま。
30代や40代のホワイトカラー・ビジネスマンと話しているのとは
違います。
だから余計に、
「大丈夫だと、思っておられることが大丈夫じゃないから
心配なのよ!」
と言いたいんですけど、
もうそのおじい様の考えは変わるワケはありません。
終始笑顔で
「問題ない」をリピートされます。
もう「問題ない」と言ってはるんですし、
ここは大陸。
どーんと構えてやってみるか。
文化交流会の準備段階から
「異文化交流」を楽しむ、ウチらです。