安いから買うんじゃない | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

昨日の、大陸の実業家夫人との打ち合わせの話、

彼女と別れてからも、

彼女の発言の数々を、頭の中で反芻してましてん。


いくつもポイントがありました。


その中のひとつ、

「日本で売れ残ったもの、時代遅れになったものを

中国で叩き売る人がいるけど、それは間違っている。

売れたとしても、一過性のものに過ぎない。


中国人は『皆』安いから買う、という人ばかりではない。

中国人は多い。そして層も多様である。

相応の価値があるものには、

その対価を喜んで払う層は存在するのだ。


大事なのは安くすることではない。

どういう人に売りたいかをしっかり市場調査し、

そこに向けてホンモノを適正価格で売ることが大事なのです。」


拍手~!!!


こちらで日本企業の中国市場進出の相談、

お手伝いをしておりますと、

「市場を見極める」よりもまえに、

「市場を普通に見る」ことすら、できていない会社・人々が多いことに

気づかされます。


▼▼事件、●●問題…

メディアが拡大+背ひれ尾ひれ情報を

大々的に流すところから、

先にメガネをかけちゃって、

自分の目で「どんなとこなんかいな~」と見ようとしない。


そこから問題は始まってると思いますわ。


そして二言目には「富裕層」。

どんな人がいて、どこに市場があって…

普通に見てみてください。

きっと機会につながるきっかけを見いだせますから。