みなさん、こんにちは。
上海からです。
昨日のプチ「盛り上がり」から一夜明け、
普通の月曜日です。
ウチも、一応往復運転手さんがいてくれることを確認して
出勤、
こんな日に限って、
二件も面談の予定があるんですわ。
もちろん、先方にも大丈夫かを確認、
予定通りお話もできました。
面白いことに、
一方は日本から来られたばかりで、新規事業をこちらで立ち上げのため、
一生懸命準備中。今日はその前段階でのマーケティングのご相談。
お二方目は、すでにこちらに10年近くおられて、
すっかりこちらでのネットワークも事業も充実されている方。
ホントに上海というところは、
日本人社会がデカすぎるぐらいなのに、
初めにいらした方はそれに気づかれていないことがわかりましてん。
「こちらの富裕層の方に来ていただきたいし、お店のターゲットはこちらに向けたい!!
だって、在上海の日本人よりも、こちらの富裕層の方が人数が多いから」
これは正しいでしょうか?
確かに、在上海の日本人より在上海のローカル富裕層の方が、
(というか、富裕層って、どこを指す?!)
規模は大きいかもしれません。
でも、在上海の日本人を10人お店に引っ張ってくる労力とお金、
こちら富裕層の方10人をお店に引っ張ってくる労力とお金、
どちらが大きいでしょうか?
お店のメイン商品にもよるでしょうが、
日本のものであれば、絶対前者の方が簡単で低コスト・低労力なんですねぇ。
日本から来たばかりで、
日本社会@上海構造に属していない、あるいは存在を知らない、
というのは、
お付き合いは非常に淡泊でラクチンかもしれませんが、
事業戦略、マーケティング、そして、
ついでに今のような不安定情勢の情報・連絡…
こういったところから遠ざかることになるかも、ですねぇ。
確かに駐在社会は、日本に居るよりも日本っぽい、とも
言われますし、かなりディープになることもあります。
でも、付き合い方次第で、事業の成功も左右されてしまいます。
自分から採りに行って、そして選ぶこと。
この作業が手際よくできるかどうか。
情報が多い時代のキーポイントですねぇ。
…と、帰りの車の中で考えてましてん。
領事館の周りの道路は封鎖されて、ちょっと道が混んでましたわ。