今日は、ちょっとまじめなことを書きましょか。
たまには。
ウチは某上海事務所にいてまして、
中国進出・市場拡大を検討されてはる企業さんの
お手伝いをさせてもうてます。
上海に来てから
縁あって、このオシゴトさせてもうてるんですけど、
一生懸命やればやるほど、
「え?」と思うことがありますねん。
それは、
大陸に限らず、
やと思うんですけど、
海外進出を希望あるいは検討されてはるわりには、
すべてコンサルや助成金・補助金を出す
地方自治体への依存度があまりに高い
そういう企業さんがおられることです。
(多いわけではありませんが)
もちろん言葉も商習慣も違う国への進出、
不安もあるでしょうし、何をポイントにしてええのか、
それさえわからへんことも沢山あると思います。
もちろん分からへんところは、どんどん専門家や
行政サービスを使わはったらええのです。
そやけど、
行政サービスが「代わりにやってくれはる」と勘違いして、
そのレールに乗っていったら
なんとかなる、そない思うてはるのかいな?
そんな風に思えることもありますわ。
「何がなんでも、この国でこれがやりたい!」という気持ちが
経営者になかったら、
ウチらも何をお手伝いしたらええのかわからしませんし、
実務を担当する従業員さんのモチベーションも
上がりませんねぇ。
いろんなコンサルさんもおっしゃってますけど、
海外進出のポイント;
「腹が据わってるか」
全てはここから、そんな風に実感してます。