それなりの、ビジネスレター書式 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

一昔、

いや、もうちょっと前、

まだ一人に一台パソコンがある時代ではなく、

コレポンに電子メールがなかった頃。


ファックスのレターには、

英語にしろ、日本語にしろ、

それなりの格式というか、

まあ、砕けて言えば、

決まり文句や書き方の簡単なルールがありました。


が、

それは電子メールの登場によって、

企業から企業へ、

という「レター」ではなく、

担当者から担当者への「伝達」になりました。


で、

この大陸のお話。

民間企業の盛り上がり時期に電子メールも一緒に入ってきたので、

組織のルールとかそんなん関係なしに、

すぐに「個対個」のメール、ケータイの連絡が当たり前になり、

結構文面もさらっとしたものが「通常」なんかな~


そない思ってたんですけど、

先日、ウチにオファーをくださった某企業の女性社長、

やはり「先日はどうも~」みたいなメールをするのは

ちょっと気が引ける相手。

「ビジネス中国語文書」があるのかどうか、よう分かりませんが、

まあ、英語で習ったことを中国語で書いてみようと思い、

「★★について、ご連絡できることを嬉しく思います~」

みたいな感じで要件を書き、

最後も「よい週末を」と添えたところ、

その社長様からのお返事も、やはり

英語の中国語訳のような、

「メールいただけて光栄です。」

とか、季語なんかも入ってて、

あ~、やっぱりこうやって書く人は居られるんや~

と、一人感動しておりましてん。


本当に人はイロイロです。

大陸は人が多いので、日本の十倍もイロイロです。

十派ひとからげで

「こちらのヒトは…」とまとめることは、

本当にナンセンスだと思いますわ。(特に愚痴るときね。)


そして、

相対的に「どうも~」調メールの人が多い中、

簡潔な中にも

格式ある書き方をされる方と、

お付き合いさせていただけることは、

有難いな~と感謝×感謝ですわ。