「ものづくり」の選択と集中? | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

ニュースによると、

NECレノボ・ジャパングループさんは、

レノボの企業向けパソコン「シンクパッド」の一部を、

今秋からNECパーソナルコンピュータの米沢工場で

試験生産する方針と発表しはったそうです。


その理由は「納期を早め、顧客の利便性を高める」


っちゅうことですわ。


あれ?

レノボ、ゆうたら、中国の”連想”社さんですよねぇ。

NECさんのPC、シンクパッドが連想に行ってしもて、

全部大陸パソコンになるんかいな、

と思うたもんですけど、

「一部」「試験的」とはいえ、

日本でわざわざ生産することが選択肢として上がるんですねぇ。


納期以外にも、

きっと日本生産の方が、

コントロールがしやすくて、

顧客の高い要求にあわせやすいんでしょうか。


「大量生産」では絶対に大陸側に分があります。

でも、いったん大陸に移したものを、

一部でも島国に持ってくる。

これは、やっぱり、

「ものづくり」の細分化、

機能と目的に合わせて、つくる場所を変える

そういうことが起こってきてるんとちゃうか…


そない思いましたわ。