ここ、大陸では、
春節(旧正月)や、清明節に端午節、と、旧暦をもとに
国民の休日が多く定められてますねん。
もちろん、現代中国成立の10月1日は国慶節として、そして
5月1日の労働節(メーデー)なんかも
現在の、世界共通のカレンダーですけどね。
旧暦の行事を大切にする社会ですわ。
そやさかい、
ケータイのスケジュール表にも、必ず
旧暦何月何日っちゅうのが併記されてますねん。
そうそう、今ウチの頭の中の8割をしめてる来月の結婚式司会の
セリフの中に、
「今日は2012年6月2日、旧暦〇月〇日…」っちゅうのがあります。
セリフを作ってるこちらの担当者が、調べるのが面倒臭いのか、
台本には
「〇月〇日」と書いてあり、
ウチがケータイで調べてみましてん。
すると…
「閏4月13日」とありました。
ただの「旧暦4月13日」とちごて、
「閏」が付くんです。
どういうことでしょうか?
実は、これ、1年は12か月で
ず~っと回すと、ズレが生じてくるんですねぇ。
そやし、約3年に一度、
一か月余分に同じ月を繰り返すらしいですわ。
新暦の閏年は、4年に一度、2月29日がくっつくだけですけど、
今回のお式の日は、
一回目の4月が終わり、二回目の4月となるさかい、
「閏四月(ルン・スー・ユエ)」となるんやって。
昔の人は、
お星さまと太陽の動きをみながら、
こないしてカレンダーをつくってきはったんやろか。
そして、この悠久な大地の国も、
今もなおこの暦と一緒に生活してるって、
物凄い深くて広い、ロマンやなぁ~
なんて、思うてしまいましたわ。
さあ、練習、練習!!