かじるのね。 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

昨日のD老師との中国語レッスン、

復習がてら、ノートを見直していると、

あったあった、

また言いたいこと!!


話題が、

ウチの同僚の結婚式の司会の話から、

こちらの結婚事情、

そして、教科書が中国のGDP(国内総生産)の伸び率、

内訳や問題点についてやったので、

「若者の収入」に話がおよびましてん。


日本語できる新卒やったら、

巷のフリーペーパーを見てると、月収は3000元(4万円強)ぐらいからですわ。

あとは経験に応じて、5000元(6万数千円)ぐらいになったり、

管理もできるようになると8000元(約10万円)とか。


そやけど、結婚披露宴は、都市部で平均、

日本円にして、100万円超えてるらしいですからねぇ。


もちろん、

親の援助がものすごいらしいです。

それは、結婚式にかける情熱とパワーが、

日本のそれよりも大きいっちゅうことでしょう。


が、

いずれにしても、親に頼る。

親のお金を使う。


この状況を、日本では「親のすねをかじる」と言いますねぇ。


中国でも、スネやないんですけど、

かじるらしいですわ。


啃老(ケン・ラオ)」 : 老(年長者)を啃(中国語でかじる、の意)する、

                    つまり、経済的に親を頼る。親のお金で食べていく…。

              

啃老族(ケン・ラオ・ズー)」 :上記のような人々、つまり親のすねをかじる若者たち。


いずれの時代も、

いずこの国も、

親はかじられるらしいですわ。