新加坡から上海に来て1年少々、
最近日本人社会の或る違いについて気が付きましてん。
新加坡では、普段、公私ともに携帯電話が主流でした。
話したい人に直接、てっとり早く話せましてん。
でも、こっち来て思うのは、
家の固定電話が、よう鳴ること。
しかも、みな、
「もしもしぃ~」と、日本にかけるのとそのままおんなじ。
特に太太(おくさま)方は、相手がお家に居られるときに、
ゆっくり話したい、という意味で固定電話を
よく利用されるようですわ。
ただし、シゴト関係では、上海でも当然、携帯ですわ。
活動の場が広がれば広がるほど、
ピンポイントで「この人に話したい」ということになり、
どこにいても捕まえられる携帯に電話し、電話を受けますねん。
(こちらでは「折り返します」「折り返し電話させます」というセリフもあまり聞かへんけど…)
なんとなく電話の利用方法で、
生活速度が違うような…
そんな気がしますわ。